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保須に着いた俺
堂々と街を歩いていても気づかれない
自然と顔がニヤケてしまう
突然、ドンッと誰かがぶつかってきた
「あ？！んだよちゃんと前見ろクソガキ！！」
ぶつかってきた男の取り巻きが騒ぎ立てる
『あ、ご、ごめんなさい...！』
すると、ぶつかってきた男は地面を転がった
「あぁいてぇ！腕の骨、折れちまったかもしんねぇ！！」
と、あからさまに痛がる男
「あー、コイツ骨折れちまったってよガキ。どう落とし前つけてくれるんだ？あ？？」
『お、お小遣いたくさんある、から、』
そう言って俺はポケットの中を探る動作をする
「よく分かってんじゃねぇかガキ。ちょっとそこの路地裏へ行こうなー？」
『う、うん。』
男数名に囲まれながら路地裏に行った俺
骨折したと騒いでいた男はピンピンしている
コイツら、ダメだ
ついでに、"子供の姿をした"俺を見て見向きもしなかったヒーローも同罪だ
「ヒッ、な、なんだお前！！ガキじゃ、ねぇのかよ？！」
煩いなぁ
「＿＿っ＿＿＿！！」
ははっ、これで静かになった
まずは逃げられないよう足、やんなきゃね？
この路地裏は入ってきたところ以外出口はないし
その次は腕、その次は皮を剥いで...
考えただけでゾクゾクしてきた
『これも、この世を正すためだから、仕方ないよねぇ？』
何かを訴えているようだったが、口を動かしているだけで何も聞こえない
『ひとぉーり』
『ふたぁーり』
『さぁーんにん』
『よぉーにん』
『ごぉーにん。これで全員だねぇ？？あぁ、綺麗だ。』
辺り一面に血が飛び散る
俺は、血塗れのまま、またさっきと同じ姿で路地裏の外に出た
すると、さっきいたヒーローたちが駆けつけてきた
「どうしたんだい？！」
さっきは見ないふりだったのに、どうしてそんなに目が輝いてるんだい？
『こ、こっちに敵がっ...！』
「わかった！今行くよ！！」
そう言って3人ほど路地裏に入っていく
「え...？」
ヒーロー達が見たのは、足が切断されているさっきの男達だった
「さっきの子は」
『あなた達で35人目だ...！！』
俺はヒーローだろうがお構い無しに殺した
『また、世界は綺麗になった。』
そう言って俺はオダマキの花を添えた
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やまは(プロフ) - すごい面白かったです！欲を言えば男主の過去を知ったヒーロー側の反応が気になるぅ…！！！って思いました！素敵な作品をありがとうございました！ (2022年4月2日 20時) (
レス) @page35 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
なず@ヴィル様の旦那です(プロフ) - 面白くて叫んだ (2021年1月22日 20時) (レス) id: c2e37a127a (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 映画作ってくれ…野生の公式や (2020年9月2日 18時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
燐(プロフ) - クロッキーさん» それ、これで一個の映画作れるわ、 (2020年1月2日 16時) (レス) id: 1cba487202 (このIDを非表示/違反報告)
ヒキオレ(プロフ) - ものすごく面白かったです！！ (2018年12月29日 2時) (レス) id: 118552b0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモリス | 作成日時：2018年3月15日 20時
