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外に出ると、案の定さかたが泣いていた




そしてうらたが血相を変えてうらたより少し高い身長の女の子を殴ろうとしていた




その女の子は見たことない子だった




『うらた!ストップ!!』





だが、急に声を掛けても止まれるはずはなく、女の子の頬が赤く腫れ上がった





『何してんだ!!』





うらたは一瞬ビクッとして声を荒らげてこう言った





「こいつが!!さかたとまふのこときみわるいって!!にんげんじゃないって!!」





俺の服を握りしめるうらた





「うらさあぁあぁぁぁぁ!!」





大声をあげて泣いているさかた




よく見るとまふまふもそらるにしがみついて泣いているようだ




そらるはまふまふの頭を撫でている




一方くろはこの状況に慌ててあわあわしている




るすは冷静だがいつもの様に笑ってはいなかった





女の子の方を見ると、目に涙を貯めて、こちらを睨んでいる





『うらた。どんなに腹が立ったとしても、男が女を殴ってんじゃねぇ。殴った所で何も変わんねぇだろ?』





うらたはハッとして、徐々に涙を流し始めた





「お、おれ、なにして...!」




自分の手を見てフルフルと震えるうらた



どうやら落ち着いたようだ





『うらた、悪いと思った時はやることがあるだろ。』






「う、ん。」




うらたは殴ってしまった女の子の前に行って頭を下げた





「ご、ごめん、なさい...」





すると今度は女の子の方が怒鳴った




「うるさい!悪いのは私なのに!!幸せそうにしてるアンタらに勝手に嫉妬して、勝手に八つ当たりしたのに!!獣人なんかのいうこと聞いちゃって、ばっかじゃないの!?」




流暢に喋る女の子



話し方からするにるすたちより年上のようだ




「ちょいまちぃ!!それはさすがに」




『くろ。』




俺はユヅキを降ろしてくろの頭に手を置き、女の子の前に出た




そして屈む





『本当は悪いって自覚してるなら良いんだ。でもそれで謝ることが出来たらなお良し。』





そう言って笑って見せた




女の子は驚いたような顔をして、俺達に背を向けて走っていった




「サラちゃんこわいね〜。」



「ね〜。」



その場にいた子たちが騒ぎ始めた


あの女の子はサラと言うらしい



「Aくん!?何があったの!?」



丁度ミラが走ってきた




『なぁ、___』

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クるくル - 萌えすぎて悶えました頑張ってください(鼻血) (2018年8月6日 12時) (レス) id: 7e50df18f1 (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - 雷雅さん» はい、頑張ります! (2018年3月27日 18時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - 空猫は飼い猫さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2018年3月27日 18時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年3月27日 13時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - モモリスさん» どういたしましグホァ((殴 (2018年3月27日 6時) (レス) id: 5ab05e8e82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モモリス | 作成日時:2018年3月2日 16時

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