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次の日、僕は珍しく非番だったので病院に行くことにした
いろんな検査をして、最後に採血をすることになった
「はい、採血しますね〜。」
『は、はいっ...。』
やばい声裏返った
あ、この看護師さん僕が入院してた時によく僕の病室に来てた人だ
「よしっ、終わったので待合室で待っていてください。」
『はぃ...。』
「最近、いい事でもありました？」
突然僕の顔を覗き込むようにしてこちらを伺う看護師さん
『え？いや、べ、別にこれと言ってな、にもない、です、けど...。』
「前より元気そうだったので。ふふ、良かったです。」
看護師さんはふわりと微笑む
僕の顔に熱が集中する
「意外とウブなんですね。そういう所可愛いと思いますよ。」
そう言って看護師さんは戻って行った
なんなんだよ...もう28だぞ僕...
と言うか28年間で彼女なんて一切出来たことなんてない
免疫がないから仕方ないんだ、うん仕方ない
それから待合室で待っていると僕は呼ばれた
目の前に座る男の先生がしかめっ面をしていた
え、そんなに深刻なのかな
「えー、夢想さん。大変申し上げにくいのですが...今の状態のままでは貴方は大変なことになってしまいます。」
『えっ、』
大変なことって何
怖いんだけど...
「貴方の血液から不思議な反応がありましてね、血液に含まれた僅かな個性の反応が非常に激しいんですよ。普通ならここまで反応しないんです。夢想さんは髪の変色と夢に悩んでいらしていたんですよね。その変色と夢も恐らくこのせいでしょう。」
『そ、それでこのままだと何が大変、なんですか？』
医者の先生が僕の目をまっすぐ見てこう言った
「このままだと、あなたの意識が個性に呑まれてしまう。簡単に言えば、この症状は"個性の侵食"なんですよ。心当たりはありませんか？」
心当たり...はある
『心当たりはあります。じゃ、じゃあどうすれば...？』
「治すことは今私たちの力を持っても出来ません。ですが進行を遅らせることはできます。」
『それは、何ですか...？』
「それは＿＿」
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モモリス(プロフ) - 相澤先生が除籍したのは確か1クラスだけだったので少なくとも普通科はまだいると思います。...多分。本当にいなかったらいるという設定でお願いします...。それと、応援ありがとうございます。これからも更新頑張っていきたいと思います！ (2018年3月7日 18時) (
レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
はちわれ(プロフ) - 指摘的なものなのですが、32で2年生はいないのでは？頑張ってください！応援していますね！ (2018年3月7日 18時) (レス) id: c17dfeefb0 (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - ゆいさん» コメントありがとうございます。そんな、私はまだまだ未熟者ですよ。相澤先生は私の中で厳しいイメージがあって流石にそれだとなぁって思って優しさも程々に入れることにしました。私も相澤先生好きです。これからも更新頑張っていきますね！ (2018年3月7日 6時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - モモリス様のお話とても面白く、楽しく拝見させていただいております！文才の塊ですね、とても尊敬します！主人公君に厳しくも優しい相澤先生を読んでいて相澤先生推しの私は物凄く萌えています！これからも更新を無理しない程度に頑張ってください！応援しています！ (2018年3月7日 0時) (レス) id: 48da8dc98f (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - アリスさん» ふぉおぉぉぉぉ...(悶絶) アリス様もトガちゃん推しでしたか...！！私も嬉しいです！ いつも読んでくださってありがとうございます。これからも頑張らせて頂きます。 (2018年3月3日 7時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モモリス | 作成日時：2018年1月28日 18時
