五条と5歳

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一方、Aというとひとりでお使いに行っていた
流石に可哀想な気がしたのだろうか、Aは五条の財布から千円抜き出し、コンビニへ向かった





「いらっしゃいませー」





コンビニの中はクーラーが効いていて、とても心地が良かった





『これだ、！』





Aはさっき自分が食べたアイスを3つ持ち出し、レジへ持って行った





『おねがいします』





「はい。僕えらいね、お使いかな？」





『ううん、わびのしな』





「わ、詫び、？」





レジ担当の人が聞き返そうとするともうそこにはAの姿はなかった
とっくにコンビニから出たのであろう
一方レジ担当者の田中さんは頭の中が混乱していた




『はやくしないととける、』





Aはダッシュで高専に戻り、教室の前まで来ていた





『ぶじきたくした』





「おおー、Aおかえりー。見てみな？この五条の写真。うけるから」





「おや？その手に持っているビニール袋には何が入っているんだい？」





Aが袋を持っていることに気づいた夏油がAの方に寄ってきた





『わびのしな。われながらふがいないことをしてしまった』





するとAは袋を五条の座っている席に置き、アイスを出した。




『さとるくんごめんね、わびのしなもってきた』





五条は目を見開き、数秒たつとAに微笑みかけた





「俺も悪かったわ、言いすぎた」




『しょうこちゃんと、すぐるくんのぶんもある』




「有り難く受け取るよ」





「よっしゃー。まじA最高」




イラつくけど、Aは憎めないのである




『あ、でも、さっきのさとるくんがわらったの、ゾッとした』





「はっ？？まじでお前っ！！やっぱイラつく！！！！」




喧嘩するほど仲が良い

さん→←いち

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夏油の上着前後逆写真

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