五条と5歳

じゅう ページ12

『んだよ、誰だテメェら、』





「「「え」」」





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『きょうはにんむついてく』





突然教室の中でAが放った言葉





「何言ってんだおまえ」





「まだAにはあぶねーぞ」





「夜蛾先生と遊んでいた方がいいんじゃないかな」





『いく。何やってるのか見たい』





流石に5歳だぞ、と言いたくなるが、でも、と悲しそうな顔をするAを見て
連れて行くことにした
ただし条件付きである





「テメェはチビだから俺から離れんな！！」





ということである
だが、ここで夏油が引き止めていれば良かった
あんなことになろうとは、、、





『おばけたくさんいる』





「おまえの頭はお花畑かっつうの！！」





『にんむにしゅうちゅうしてよ、さとるくん、』





只今任務中である
だいたい祓い終わっていて、もう帰る時のことだった





『おばけ、まだいる。ちっちゃいの』





「どこだい？」





「んだよ。雑魚かよ。ほっときゃ死ぬって」





『でも、あ、』





その時だった
4級程度の呪霊がAに対してビームのようなものを発射した





「A！！だいじょうぶか！！」





もくもくもく、と、煙の中から出てきたのは
5歳児、ではなく、16歳くらいの青年だった





『んだよ、誰だよテメェら』





「「「え」」」





そう、Aはご都合術式でいっきに成長してしまったのである

終わり ログインすれば
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