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「A！！！無事か！？！？」
「ごめん楽。凄く無事だよ。色々あって忘れてただけ」
よかった、と深く息を吐く楽にAは心底申し訳なくなった。
「本当にごめん」
「いや、それなら…」
「貸して」
もう一度謝罪の言葉を述べると、目の前の彼がそう言ってAのスマホを取った。
「ちょっと天、何するの」
Aの声も虚しく、天は電話の向こうの彼に向かって話しかけた。
「もしもし」
「……その声、天か？」
「そう」
「なんでおまえがAと一緒にいるんだよ」
「ボクたち、一緒に住んでるんだ」
「は？」
天の誤解を与えるような言い方にAは慌ててスマホを取り返す。
「ごめん楽、天の言ってることは合ってるけど多分誤解してる」
「どういうことだ？」
Aは楽に一通り事情を説明した。
天が七瀬じゃなくて九条になったように、私も両親がいなくなってから、九条鷹匡に引き取られたこと。
戸籍上は家族だから、一緒に住んでいること。
事情を説明し終わると楽は納得したように返事をした。
「大体分かった。とはいえ天も男だ。それは忘れるな」
「どう頑張っても天は女の子には見えないよ」
楽の言葉にそう返すA。
楽は呆れたようにため息をついたが、それは天の言葉によって遮られた。
「送り狼になろうとした抱かれたい男No. 1には言われたくないね」
「なろうとしてねえよ！聞こえてたのか……」
楽の声色に、Aは彼が項垂れている様子を思い浮かべた。
「本当に、敵が多いな……」
「こっちのセリフ」
小さく呟くような楽の声と、それに返事する天の言葉。
Aはついていけず、首を傾げた。
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高沢 - ドーナツさん» それと、流行りのウイルスや、風邪などにお気をつけて、どうかご健康に過ごしてください、、応援しております。 (2020年5月1日 22時) (
レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - ドーナツさん» はい...！全然大丈夫でございます！むしろリクエストに応えていただいてありがたい限りです、、！本当にありがとうございます！ はい！ご無理なさらず、ドーナツ様のペースで更新頑張ってください！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» 嬉しいお言葉ばかり本当にありがとうございます！これからも更新頑張るので、読んで頂けると幸いです。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» 初めまして！コメントとリクエストありがとうございます！！リクエストの件、喜んで書かせて頂きたいと思います！しかし、今考えているシナリオ上、一部が完結しないと書けそうにないので、それ以降でも大丈夫でしょうか……？勿論、絶対に書かせて頂きます……！ (2020年5月1日 17時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - はじめまして、いつも作品楽しみにしております。どきどきして凄く面白いです！突然ですがリクエストをしてもよろしいでしょうか、、もし宜しければ天と夢主の2人の目線からの【独占欲】が見てみたいです。これからも応援しています (2020年5月1日 15時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドーナツ | 作成日時：2020年4月30日 15時
