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小鳥遊事務所前。
前日に紡に伝えた通り、Aは小鳥遊事務所を訪れていた。
インターホンを押すと一織の声が聞こえる。
「はい」
「億宮Aです」
「今度は貴方ですか……。マネージャーから話は聞いています。ドアは空いてるのでどうぞ」
一織の言葉にAはありがとう、と返事をした。
今度は、ということは先客が既にいるのだろうか。
というか仮にも芸能事務所のドアに鍵が掛かっていなくていいのか。
色々と突っ込みどころはあるものの、許可を得ているのでAは特に躊躇いなくドアを開けた。
「…ダグラス？」
どんな状況なのだろうか。
ドアの先には一織と環、そして何故か脚立を使って電気カバーを外す大物ミュージシャン、ダグラス・ルートバンクがいた。
「Aさん、こんばんは」
「ミヤりんだ！」
ミヤりん…？とAは環のよくわからない渾名に戸惑ったが、それよりもダグラスが何故電気カバーを外しているのだろうか。
「こんばんは。……なんでダグラスが電気カバー外してるの？」
「「ダグラス！？！？」」
一織と環の声が重なる。
知らずにこんなことをしていたのだろうか。
「知らない？ダグラス・ルートバンク」
Aの言葉に一織と環はこれでもかというほど目を見開いた。
それと同時に陸がただいま、と入ってきて同じように目を見開く。
「なんでダグラス・ルートバンクが電気カバー取替えてんの！？億宮さんもいるし…！」
「じゃあ本当にこの人がダグラス・ルートバンクなのか！？」
環の言葉に何も反応をせず、Aはダグラスに話しかけた。
「
「
「…環、2人がなんて話してるかわかる？」
「なんで俺に聞くんだよ。こーゆーのはいおりんの方がわかんじゃね？」
「私だって実践的な英語は勉強していません。わかるのは学校で習う範囲です」
Aは両親の仕事柄、ミュージシャンと関わることが多かった。
とはいえ、両親は顔が広かったから出会った人も多かったし、幼かったので記憶が鮮明でない。その為、その中でAの記憶に残っている人物は一握りだ。桜春樹や彼、ダグラス・ルートバンクもその1人。
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高沢 - ドーナツさん» それと、流行りのウイルスや、風邪などにお気をつけて、どうかご健康に過ごしてください、、応援しております。 (2020年5月1日 22時) (
レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - ドーナツさん» はい...！全然大丈夫でございます！むしろリクエストに応えていただいてありがたい限りです、、！本当にありがとうございます！ はい！ご無理なさらず、ドーナツ様のペースで更新頑張ってください！ (2020年5月1日 22時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» 嬉しいお言葉ばかり本当にありがとうございます！これからも更新頑張るので、読んで頂けると幸いです。 (2020年5月1日 17時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» 初めまして！コメントとリクエストありがとうございます！！リクエストの件、喜んで書かせて頂きたいと思います！しかし、今考えているシナリオ上、一部が完結しないと書けそうにないので、それ以降でも大丈夫でしょうか……？勿論、絶対に書かせて頂きます……！ (2020年5月1日 17時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - はじめまして、いつも作品楽しみにしております。どきどきして凄く面白いです！突然ですがリクエストをしてもよろしいでしょうか、、もし宜しければ天と夢主の2人の目線からの【独占欲】が見てみたいです。これからも応援しています (2020年5月1日 15時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドーナツ | 作成日時：2020年4月30日 15時
