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京本side
ﾊﾞﾁﾝ
｢…いたっ｣
松｢何考えてんの。薬あんなに飲むとか｣
くすり、あんなにってなに？
｢なに、いってんの。てか、ここどこ？｣
ジ｢大我、、、なにも覚えてないの？｣
覚えてるも何も、稽古終わって家帰っただけなのに
��｢大我、お前薬を大量に飲んで倒れたんだよ。オーバードーズ｣
オーバードーズ…
思い出した
なかなか馴染めないまま舞台稽古は進んで
主演なのに1人だけ浮いてる環境が続いて
主演じゃない人がみんなを上手くまとめてて
ご飯会なんかも開いて
けど、俺は誘われない…
俺なんて居ない存在だったんだ
それが、だんだん苦しくなって
好きなはずなのに舞台の仕事が怖くなって
いつも誰とも話さず、稽古して
終われば直ぐに帰る
家に帰ればむしゃくしゃして部屋の中で暴れてた
その中でたまたま見つけた薬
無意識に飲んでた、気持ちを楽にしたくて
飲んでも飲んでも楽にならなくて
気づいたら家の薬全部飲んでた
飲む薬が無くなって
｢そっからはおぼえてない…｣
森｢そこで、倒れちゃったんだね…｣
松｢樹が見つけなかったら京本死んでたかもしれない｣
｢しんでた、、｣
それでも良かったのかもしれない
樹｢それでも良かったとか思ってる？そんな事ねぇから！！…きょもは生きてないとだめなんだよ｣
｢そんなの、、俺が決めるよ｣
樹｢そうかもしれないけど、、、俺は何回きょもが死のうとしても絶対助けるから。死なせないから｣
ジ｢俺も！｣
森｢おれも！｣
��｢俺も｣
松｢絶対死なせない｣
｢…みんな、｣
樹｢1人で抱えんな、ちゃんと頼れ」
｢…ｸﾞｽｯ、、…ｸﾞｽｯﾊｧ…｣
舞台のことで緊張して気を張ってたから
メンバーの優しさも受けきれてなかったんだ
舞台の緊張がない今
みんなの優しさがダイレクトに伝わってきて
涙が止まらない
みんなの前だけど声を出して大号泣した
みんなは優しく背中をさすってくれて
ホントに素敵な人たちだなって感じた
俺は今回の舞台は悔しいけど降りることにした
今のまま続けても、
俺の精神が持たないと思ったから
でもそれで良かったと思う
舞台の稽古に行かなくていい
それだけで心は楽になったから
"薬には頼らない"
これからはメンバーに頼ります。
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はぴはぴ - リクエストです。きょもさんが大怪我してしまうお話みたいです。お忙しいところを大変恐縮です。 (2022年11月16日 23時) (
レス) @page11 id: 796e3854f4 (このIDを非表示/違反報告)
tomato＊(プロフ) - 一さん» ありがとうございます！！ (2020年8月11日 11時) (レス) id: f2c5b06f51 (このIDを非表示/違反報告)
一(プロフ) - リクエスト書いて頂きありがとうございました！とっても面白かったです！これからも頑張ってください！ (2020年8月10日 23時) (レス) id: 4f2a830e6d (このIDを非表示/違反報告)
tomato＊(プロフ) - 湖心さん» リクエストありがとうございます！ (2020年8月10日 18時) (レス) id: f2c5b06f51 (このIDを非表示/違反報告)
湖心 - リクエストです｡酷い胃腸炎にかかるお話がみたいです｡ (2020年8月10日 18時) (レス) id: 6b7d91aa81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tomato＊
| 作者ホームページ：http://arashigogo
作成日時：2020年6月29日 22時
