気になる人

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優吾




『おきろーーー』

「先生声がでかいです…」

そんなこと言われましても

「ｸｼｭｯﾝ…」

ん？大我かな

「ｸｼｭｯﾝ…ｺﾎｯｹﾎｯ」

『大我、ちょっとごめんね』

そう声をかけて額を触れば

『熱あるな、』

「体温計いりますか？」

『お願い』


松村くんが体温計とお水を持ってきてくれた。

「俺、他のみんな起こしてきますね」

『ありがとう』

向こうは松村くんに任せて俺は大我に集中する。

『大我、熱測るね』

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

"37.6"

『高いな、』

「きょも大丈夫なの？」

『ん？ちょっと熱が高いかな』

「病院？」

『そうだね』

森本くんに続いてみんなぞろぞろと大我の様子を見にきた。

「んっ、ｸｼｭｯﾝ…」

『大我おはよう、頭とか痛くない？』

「んっ、」

ぼっーとしてるな、

『大我、熱あるから病院行こうか』

「ん、」

『俺着替えてくるから大我に上着きせてもらってもいい？』

「はい」

大我の着替えはみんなに任せて
俺もささっと着替えて車を少し温めておく

着替えが終わってる大我を抱き抱えて車に乗せる。

「お粥とか作ってますね」

『お願い』

「慎太郎、大我は任せたよ」

「うん」

森本くんには一緒に来てもらって病院に行く。

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