#14 理想は? ページ16
3学期が始まった。
本当なら高3は受験勉強最後の追い込みだけど進学しない中村先輩はいつも通りだった。
蓮斗くんはと言うと…
大流行のインフルエンザにかかってしまいました!
学校帰り。
いつも話聞いてもらってるからお見舞いくらいはしに行こう…
それに、側にいるって約束したし…
『(ピンポーン)御免ください』
しばらくしてから重い体を頑張って動かしてくれたのか顔が真っ赤で目が潤んでる蓮斗くんがいる。
ふ「わ、Aちゃん来ちゃダメだよ〜移っちゃう」
『親御さん仕事って聞いたからご飯くらいは…』
親御さんがどっちも夜勤ということを聞いて流石に病人を1人にする訳にはいかなくて軽めのご飯を用意した。
ふ「わ、美味しそう!Aちゃんって、意外と家庭的なんだね」
『意外と、って失礼な!』
ふ「ごめんごめん(笑)俺にも将来こういうお嫁さんが欲しいなぁ〜」
『きっと見つかるよ、蓮斗くんとお似合いのお嫁さん』
ふ「…うーん、俺はAちゃんが理想なんだけどなぁ」
『…//』
ふ「…え、もしかして照れてる?!」
『う、うるさいから!
ほら!早く食べないと冷めちゃう!』
ふ「ん、美味しい!
これ食べたら俺また寝るから。
ありがとうAちゃん、気をつけて帰ってね」
『うん、でも食器の片付けしてからにしようかな、蓮斗くん1人だと心配だし』
案外一口が小さい蓮斗くんのお粥を食べてる姿をずっと眺めていたら、いつの間にか寝ていたらしい。
どこかから
〜Aちゃんがお嫁さんになってくれたらいいな〜
ってうっすら聞こえたのはあえて秘密にしておく。
183人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みみ(プロフ) - ありがとうございます(;_;)とっても嬉しいです! (2018年5月5日 19時) (レス) id: 7338922782 (このIDを非表示/違反報告)
ぴちゃみ(プロフ) - お疲れ様でした。面白かったです。 (2018年5月4日 22時) (レス) id: c3ac06bed5 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - コメントありがとうございます!とっても嬉しいです(;_;)またともやんか夕闇で書きたいと思っているので……よろしくおねがいします! (2018年5月4日 19時) (レス) id: 7338922782 (このIDを非表示/違反報告)
とーふさん。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてたので悲しいです(;_;) (2018年5月4日 15時) (レス) id: 1b32889b0a (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - ほんとそれですよね(泣)でも卒業してからもストーリーは続くのでお楽しみに!いつもありがとうございます!!! (2018年3月8日 19時) (レス) id: 7338922782 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みみ | 作成日時:2018年1月29日 16時