声優ホイホイ 4

妖精 ページ11

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少しだけ驚かせて見ようと思った。



だから巨神兵ことえぐちさんの背中に飛びついた。



江口「うわっ！！誰！？！？」



『わたしぃのことぉ、忘れちゃったのぉ？』



渾身のぶりっ子声で惑わせる笑



西山「ぶふっ笑笑」



こうちゃんは思わず吹き出した



江口「え、マジで誰、え、」



こんなに焦る江口さんは初めてで笑うのを必死で抑える



『ひどぉーい。ゎすれちゃったなんて、ゎたしぃかなしぃ』



周りにいるスタッフさんも笑いを堪えているのか震えている



江口「ちょ、まじで誰！？！？」



お腹にまわしていた手を取られ江口さんに正面を向かされると私だとバレてしまうと思った私は顔を見られる前に今度は正面から抱きついた



江口「ちょまじで離れてぇぇぇ」



『ぶふっ笑、焦りすぎですよ笑笑江口さん笑』



江口「え、Aちゃん？え、あの声もAちゃんなの？？え？？」



私とわかると江口さんは私の腰に手を回した



『そーでーす！！上手かったですか？』



江口「もー！！すごくうまかった！！」



『嬉しいです！にしても江口さん大きいですねぇ、
なんか包まれてる感があって安心します』



江口「っっ！！」



『あ！そろそろ次の仕事なので失礼しまーす』


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江口「あの子は小悪魔だ…」



西山「みんなそれでおちてますからねぇ〜」



江口「危うくおちるかと思った」

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