笑顔いっぱいのその兄弟は。Ⅳ[Alan×Hayato] (ページ50)

今日:3 hit、昨日:7 hit、合計:14,957 hit

-199- ページ50

裕太side

さてさて、とーちゃんとかーちゃんが眠る場所に着きました

裕太「亜嵐と隼おいで」

掃除して綺麗になった墓石に呼ぶと初めて見るであろうおっきい石に興味津々

裕太「ここが俺らの両親が眠ってるところやで、この石の下に2人の骨が入っとんねん」

ほぇ〜なんて言ってる2人の傍でテキパキとお花とお線香をたいてる龍友くん

いつもは思わんけど兄貴なんよなぁ

ほんまにとーちゃんにもかーちゃんにもめちゃめちゃ似とる

あの時だってまだ龍友くん11歳やろ？

すげぇよなぁ

俺と龍友くんはめちゃめちゃ歳近いみたいに思われることが多いけど俺まだ4歳やで？

そんなに覚えてることも少ないけど小さい頃から龍友くんはずっとずっとしっかりしとった

裕太「ほんまこの家族でよかったなぁ」

龍友「なんや急にびびるわ」

裕太「あ、聞こえとった？」

龍友「この距離は聞こえるやろ」

各々が2人に思いを伝えて、亜嵐と隼はちゃんと挨拶しとった

龍友「これからも僕らのこと見守っててな。じゃあまた来るから」

そんなこんなでもう夕方

帰りますよ〜〜