お前と一緒なら、変われる気がする。[玲於×隼]

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玲於side



ご飯食べて小森さんが食器を洗ってる間トイレを探して行ったけど、リビングがわかんなくてうろうろしてたらふらふらして倒れた




玲於「…はっ……」



ここ、どこ…
布団？小森さんが運んだのかな…



玲於「っ…！」


何？！

あ…冷えピタか…

てことは熱あったのかな


とりあえずひとりやだし
少しだけ開いてるドアからリビング行けるかな…


玲於「………」



隼「zzz…」



寝てる…




「ﾆｬｧｧ」


猫？


小森さん飼ってんのかな


なんか暇だしこいつと遊んでようかな
あ、毛布かけとこ






「ﾆｬｱ」



「…かわいい」



…って、俺無意識に喋ったし




「ﾆｬｯ」


あ、小森さんのほう行っちゃった



隼「…んん…なに…」




隼「うぉ！！玲於くん起きてたの？！」



そんな驚かなくても…


玲於「(俺を運んでくれたんですよね？ありがとうございます)」



隼「えーと、運んだ…あ！うん！どういたしまして！熱は？下がった？」



玲於「(こく)」


隼「そか！ならよかった！」



玲於「(あの、その子、名前なんていうんですか？)」



隼「うぐいす」



うぐいす？あの鳥の？


玲於「…？」



隼「みんなその反応だよ笑 その子の目よく見て。緑とオレンジのオッドアイでしょ？」


あ…ほんとだ、

きれい…


隼「で、色々調べてこのふたつを混ぜたら鶯色に近いなと思って。しかも緑には癒しって意味があって、オレンジには親しみっていう意味があるの。なんか良くない？笑笑」



すごい…うぐいすか…


隼「…あ！！玲於くん今笑った！」



玲於「っ？！」



隼「今笑ってた！ね！もっかい！」



玲於「///…」



隼「照れてる〜！かーわいい！」


うるさ！
いいし、うぐいす取るから


隼「あぁ！俺の！」



玲於「……」



隼「もーう、今日だけね」


あ、いいんだ




隼「もうねなきゃ、明日お客さん来るけど大丈夫？」


玲於「…っ(こく)」





隼「まあその時に決めな。おやすみ」

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