もう一度… (ページ9)

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アトリエに着いて荷物を運ぼうと玄関に行った時見知らぬ二人がいた。

？「ん？お届けもの………じゃないよね？」

？「え、誰だろ？」

A「あっ……え、えっと！！」

私が一人で慌てていると後ろからさなぴーが荷物を持ってくれながら

真田「おー萩ちゃんとモロも今日来たんだ
あ、この子A。アトリエに住むことになった子だよ」

？「あーー！！謙ちゃんが言ってた子か！俺、諸星翔希！モロって呼ばれてるからAもそう呼んで」

A「よろしくお願いします！」

？「萩谷慧悟です、なかなかアトリエ来れなくて挨拶遅くなっちゃってごめんね？Aちゃん、よろしく」

A「こちらこそご挨拶遅れてすみません！萩谷さん、よろしくお願いします」

萩谷「俺の事は萩ちゃんって呼んで、みんなもそう呼んでるから」

A「萩ちゃん…なんだか可愛らしいですね」

萩谷「え、そうかな？？」

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モロ「そういえば美勇人もまた、こっち戻るって連絡来てたな…

ねぇ！そしたらさ、謙ちゃんと顕嵐も誘ってAの歓迎会しようよ！！」

リビングに4人集まってたわいもない会話をしていると、モロが突然とんでもない提案をしてきた。

A「いやいやいや…！押し掛けてきたのにそれは申し訳ないからまた別の機会に…！！」

モロ「みんな揃えるからさ、やろうよ！」

怜央「いいんじゃなーい！俺飾り付けする！」

萩谷「じゃあ俺は料理作ろうかな、ちょうどみんなお腹空いてるでしょ」

怜央「ペコペコのペコだよーもうお腹とお尻がくっ付いちゃうくらい！」

モロ「それ言うならお腹と背中な？笑」

どんどん話が進んでいき、断れない雰囲気に…

真田「あ、やすも今稽古終わったから来れるってさ」

萩谷「Aちゃんって料理できる？」

A「一応少しなら…」

萩谷「じゃあ一緒に作るの手伝ってくれたら助かる。今から8人分はちょっと大変だからさ」

A「足引っ張らないように頑張ります…！」

早速実家から持ってきたエプロンを取り出してキッチンへ急ぐ。
その途中に丁度帰って来たみゅーくんとばったり会った。

森田「なにその可愛いエプロン…もしかして俺の事待ってた？」

A「あ、いや、待ってた…と言えば待ってたかも…？」

森田「まじで？そしたらおかえりって言ってみてよ」

A「え！？」

真田「こらーAを困らせるなー」