もう一度… (ページ7)

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翌日無事に全ての荷物が届き、怜央に手伝ってもらいながら設置をした。
謙ちゃんは今日お仕事があるみたいで出掛けている。

怜央「Aの部屋完成したね！」

A「ありがとう、怜央。助かったよ」

怜央「どういたしまして！あ、そうだ！今日さなぴーとみゅっさん来るって言ってたんだ」

A「さなぴーさん…みゅっさんさん…挨拶ちゃんとしないと」

怜央「みゅっさんさん笑
2人とも優しくて面白いからきっとすぐ仲良くなれるよ！」

ガチャ

タイミング良く玄関が開く音がした。
2つの声が近付いてくる。

？「ながつ、お疲れー」

？「あれ、ながつもういるの？お疲れ」

怜央「いるよー！さっきまでAの部屋のセッティングしてたんだー」

？「A？……あっ！やすが言ってた子か！」

A「は、はじめまして！こちらでお世話になりますAです、突然押し掛けてしまってすみません…」

？「すげー低姿勢なんだけど笑
初めまして、俺は森田美勇人。よろしくね」

A「よろしくお願いします！(この人がみゅっさんさんかな…)」

？「初めまして。俺は真田佑馬、よくアトリエにいるからもしかしたら頻繁に会うかもしれない、よろしくね」

A「よろしくお願いします(きっとさなぴーさんだ)」

怜央「あだ名でさなぴーとか、みゅっさんって呼んでるからAもあだ名で呼んだら？」

森田「俺のことはみゅーくんって呼んでもいいよ」

真田「おい誰もみゅーくんって呼んでないだろ笑」

森田「Aは特別だからいーんだよー」

A「そしたら、さなぴーとみゅーくんって呼びますね」

森田「あ、あと敬語も使わなくていいよ？なんか距離感あるし、せっかく住んで長い時間一緒にいるんだから自然に話そうよ」

A「うん、みゅーくんありがとう」

ここにいる人は、みんな優しくてこころがじんわりと暖かくなってくる。