もう一度… (ページ45)

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それからは事務所にご挨拶へ行ったり、先輩のマネージャーさんに様々なことを教わってひたすらメモする日々

グループ活動だけでなく個人でも活動していることで覚えることはまだまだありそう…

でも早く覚えて7人に恩返ししなくちゃ！

仕事の時間だけでは覚えきれないみんなのお仕事内容を確認したり、連絡先をメモしたりとアトリエに帰っても黙々と作業を続ける。今日はお昼ごはん少し遅かったし、夕飯はいいか…。
あ、午前中に連絡いただいてた◯◯さんだ。メールも確認しておこう。

ガチャン

怜央「A～？……あ、いた！またスケジュールの確認？」

A「…んー」

怜央「張り切ってるのは分かるんだけど頑張りすぎちゃ駄目だよ？」

A「んー」

怜央「A聞いてる？」

A「んー、うん」

怜央「(こりゃ聞こえてないな)

ねぇA、れんこ…？」

A「んー」

怜央「ぶはっ笑あらー？」

A「んー」

怜央「ははっ！A面白すぎる笑」

バシンｯ

安井「こらっ、ながつAで遊ばない！心配すんなら最後まで心配してくれ…
Aも、おーーい！聞いてるか～？」

スケジュール帳とパソコンとにらめっこして怜央の話は右から左に流れていたが、頬に僅かな痛みを感じて前に目を向ける

安井「頑張りすぎてるからお仕置き」

謙ちゃんが頬をむにむにとつまみながら横に、縦に引っ張っていく

A「謙ひゃん、らぁに？？いらぃってばぁ」

安井「おーー伸びる伸びる」

いたずらっ子の様な笑顔で私の頬を好き勝手いじくり回す謙ちゃんはまるで同い年みたいだ
最後に手のひらでくるくると撫でまわされる

安井「頑張ることはいいことだけど、それでAが次の日集中出来なかったり体調壊したら元も子もないんだからな」

A「うん、ごめん。でも早くみんなに恩返ししたくて…」

怜央「その気持ちも分かるけど！ちゃんと息抜きしないと」

2人が心配してくれるのが伝わって胸が温かくなった
あぁ、またみんなに守られてる。

A「ありがとう、じゃあ今日はもう部屋に戻ろうかな」

ごめんね、謙ちゃんと怜央。やっぱりまだ頑張らないと！
部屋に戻って再度パソコンを開き、作業を再開する。

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DUALツアーお疲れ様でした！初めての声出し解禁ライブ最高でした～！7ORDERの曲は掛け声がある楽曲が多いのでライブ本当に楽しかった！