もう一度… (ページ19)

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結局サー○ィワン、コンビニ、アイス専門店のテイクアウトをはしごして、色んなタイプのアイスを揃えてアトリエに帰宅した。

安井「顕嵐、喜んでくれると良いね」

モロ「こんなに買ったんだから顕嵐めちゃくちゃ喜ぶだろ」

A「うん…そうだといいんだけど」

安井「今日夜なら空いてるって顕嵐言ってたから連れてくる？」

A「えっ！？そんな急に！？」

安井「謝ったりするのは早い方が良くない？」

A「うん、それもそうだね…。」

安井「俺も一緒にいるからさ」

A「頑張る…！あーー緊張してきた！」

モロ「大丈夫！顕嵐本当優しいから、心配ないよ」

A「モロもありがとう…！」

その日の夜
謙ちゃんが顕嵐くんを車で迎えに行ってくれた。

しばらくして…

ピコン

『そろそろ顕嵐着くよ！』と連絡が届く。

心臓の音が早くなるのが自分でも分かった。

必死に脳内で、まずは謝って、アイス出して………いや、選んでもらう方がいいか…え、私食べてるとこ見守るべき！？それとも自室に戻った方がいい！？食べてるとこ見られるの嫌だよねきっと………そしたら顕嵐さんリビングに１人ぼっちにさせちゃうってことで…それはそれでどうなの！？というか顕嵐さんの顔見てちゃんと話せるのか私！？
アイス買って満足していた自分を叩きたい。
その後が重要なのに…

脳内のシュミレーションですらうまく行ってなくてあたふたしてる時、

ガチャン

玄関の扉が開く音がした。

もう心臓が口から出そうなくらい緊張していた。

でも、謙ちゃんがいてくれるからまだ大丈夫かな…

リビングのドアが開く

そこには顕嵐さんが1人で立っていた。

え、待って…謙ちゃんは………！？いや、そんな事よりもまずは謝らないと！！

A「顕嵐さん！昨日は、すみませんでした……勝手にアイス食べたり服を着たり…。もうしないように気をつけますので…」

顕嵐「いいよ。」

A「本当次はないよう………………え？今なんと…」

顕嵐「だから、もういいよって。そんな事で次の日まで怒らないよ。俺も………ごめん、強く言いすぎた」

A「いやいや、嫌な思いをさせてしまったのは私なので顕嵐さんは謝らないでください！」

予想外の答えにびっくりして変に慌ててしまう。

A「そ、そうだ！食べてしまったお詫びにアイス、買ってきたので食べてください。○○限定は見つからなかったので違うものなんですが…」

私は緊張しておずおずと冷凍庫を開く