7 Day's

4日目 ページ5

。




「ふわぁ〜」




4日目




あと3日しかいれないのか
寂しいな…そんな事を思っていた
4日目の晩…と言っても5日目に
入っている深夜1:45だけどね




「んー……」




喉が渇いて起きてしまった微妙な時間
とりあえず、冷蔵庫を開けて
飲み物を探した当てる



「おいしい」



小笠原家のお茶にも違和感を
覚えなくなってしまったり
リビングのイスに座り何も聞こえない
無音な世界に浸るのも好き




ガチャ




「…？……カイさんかな？」



玄関が見えるドアを少し開けて
様子を伺うと白色の髪をふわふわ
させたカイさんが靴を脱いでいた




「…………」

海「何みてんの」

「い、いや！これはですね！」

海「早く寝ろ、クソガキ」

「なっ！」




……やっぱり悪い人だよ！
良い人だなんて思わない！
思わないよ！A！




海「わ！オムライス」




今日の晩御飯はオムライス
すっごく美味しかった。
お母さんはカイさんのために
作り置きしていて机の上に
メッセージと共に置かれていた。




海「……美味しかった？」

「へ？」

海「母さんのご飯美味しいだろ？」

「美味しかったです！」



だろっと飛びっきりの笑顔を見せてくれた。




「………………」

海「そんな、見んなよ」

「は！ごめんなさい……」

海「早く寝ろ、明日も学校だろ？
明日は送ってやれないから」

「おやすみなさい、です」

海「おやすみー」




ゆっくりと階段を登ってるのに
ゆっくりと歩いてるのに…
動く鼓動は早くなる一方





「病気かな」





そんな事を考えながら
眠りについていた。






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