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店主「すまないね。まぁ遠慮せず上がってくれ」
玲玲(薬屋に客用の茶菓子を振る舞うとは…。この娼館のやり手婆はなかなか気前がいいのね。麦稈？部屋に落ちていたものと一緒だ)
玲玲はチラっと店主を見ると
玲玲(なるほど器に紅が着かないようにこれを筒にして茶を飲めということか)
店主「助かったよ」
羅門「仕事ですから」
店主「これは心ばかりだが…」
羅門「いや。そんなに」
玲玲「お父さん、今月お婆さんに家賃払えるのか？ ﾎﾞｿｯ」
羅門「では…」
玲玲はため息をついた
玲玲(今回のは花街では珍しくもない心中だろう。身請けできない男と年季の明けない女がそろえばそんなことばかり思いついてしまう)
あの男は遊び人風だが上等な綿の着物を着ていた
顔立ちも甘く金にも女にも困りそうにない
先のない女との未来を憂いて毒を飲むほど追い詰められるような男には見えなかった
玲玲「お父さん。ちょっと容態を見てくるね」
玲玲が男の部屋に行くとあの禿が男に向かってナイフを振り下ろそうとしていた
玲玲「何やってる！」
禿「邪魔しないで！こんなやつ死んだほうがいいんだ！」
禿はナイフを必死に取り返そうとする
玲玲はこれでは埒が明かないと思い禿に頭突きをした
禿は泣きその声を聞き妓女がやってきた
妓女「ちょっと一体なんの騒ぎよ。あ…あんたたち何してるの？！」
玲玲(面倒なことになったな)
妓女「薬屋さんちょっとお話いいかしら？」
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cider(プロフ) - ミルクさん» 見落としていました。教えて頂きありがとうございます！ (2月1日 10時) (
レス) id: 8f0a8c9356 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 確認ミスだと思われるのですがオ.リ.フ.ラが付いてしまっていますよ (2月1日 10時) (レス) id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cider | 作成日時：2024年1月30日 18時
