ぴろん ページ43
職場体験1日目2日目は
保須市にいき
私たちはパトロールをした
その間も後方支援や避難誘導を手伝ったりした
師匠はエンデヴァー事務所に残り
書類整理をするらしいので
一緒にいる時間がなかった
中国ではどんどん敵が出てきて
避難誘導する人が足らず
いつも被害がそこらじゅうに
充満していたから
日本はしっかりしてるなぁとおもった
勉強になることばかりだが
慣れないことばかりで疲れ果てた
3日目も同じで
エンデヴァーさんと焦凍くんと私の3人で
保須市で活動していたが
夕方頃遠くで爆発が起こった
ピロン♪
その時焦凍くんと私のケータイが鳴った
見てみるとデクくんからで
位置情報が送られてきた
場所は
江向通り４−２−１０の細道
「焦凍、A事件だ着いてこい
ヒーローというものを見せてやる！」
『「……」』
「ケータイじゃない俺を見ろ！二人共!!!」
私と焦凍くんは目を合わせ頷き
江向通りに向かって走り出した
「どこに行くんだ！二人共!!!」
「江向通り４−２−１０の細道。
そっちが済むか
手の空いたプロがいたら応援頼む。
そっちの事件は任せた。
お前ならすぐ解決できんだろ
友達がピンチかもしんねぇ」
『お願いします!!!』
江向通りに向かって焦って走っていると
ふっと影が現れ
私に殴りかかってきた
「駄目だよ、行かせない」
私は焦凍くんを庇い間一髪で避けた
『焦凍くん先行ってて
私が足止めするから！』
二人でこの敵を捕まえたいが
それよりもデクくんが心配だ
焦凍くんには先に行ってもらう
私の言いたいことが分かったのか
「あぁ...気をつけろよ!!」
そういい敵から目を離さず
耳で走り去っていく音を確認した
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作者名：Qujila | 作成日時：2018年3月25日 12時
