依頼だよ依頼 (ページ41)

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どこにいく？ページ41

私は相澤先生から配られた

指名をもらった事務所の一覧を見た

いちおー全部見たが
私はここしかないと思い
希望事務所を書き相澤先生に提出した

「Aはどこに行くんだ？」

『んー内緒！

焦凍くんは？どうするの？』

「俺は...まだ考え中だ」

『そっか...』

職場体験当日

相澤「コスチューム持ったな

本来なら公共の場じゃ着用厳禁の身だ
落としたりするなよ」

麗「あれっ？Aちゃんコスチュームは？」

『えーっとね、中国に置いてきちゃったから
ないんだよね、
また日本で作ってもらおうと思ってる』

学校のヒーロー基礎学は全て
体操服で受けていた

麗「Aちゃんって意外と忘れっぽいね」

『あははは

お茶子ちゃんは
ガンヘッドさんの事務所だよね
大丈夫？あそこって
確かめっちゃ武闘派だったよね』

麗「うん！
強くなればなんか広がるかなぁって」

お茶子ちゃんらしい...

『頑張ってね！』

麗「Aちゃんこそ！」

『飯田くんほんとーに
ピンチになったら言ってね
すぐに行くよ』

飯田くんはノーマルヒーローの
ところに行くらしい

ノーマルヒーローの事務所は
保須市にある

保須市は前回
ヒーロー殺しが出現した所だ

あまりにも出来すぎている

飯田「あぁ！」

そう言ってくれたけど
私は飯田くんが心配でしかなかった
嫌な予感しかしない

そろそろ私も出発しないと

『さっ焦凍くん行こうか！』

「あぁ」

焦凍くんと私は

エンデヴァーヒーロー事務所に向かった

「まさかAと同じだとはな...」

『びっくりしたねぇ』

「前のままの俺だったら職場体験で
親父の事務所を
選ぶなんてことは絶対なかった

赦したわけじゃないし赦す気もない。

ただ奴がNo2と言われている
事実をこの眼と身体で体験し、
受け入れるためだ」