依頼だよ依頼 (ページ39)

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きゅーページ39

お休みが終わり2日ぶりに学校に行った

しかし登校中「雄英体育祭良かった」
や「3位おめでとう」と言葉をかけられた
焦凍くんも一緒だったから余計目立った

みんな元気そうでよかったが

『飯田くん大丈夫？お兄さんの事...』

飯田「あぁ兄の事なら心配いらない
席につきたまえ授業が始まる!!」

『……うん』

チャイムがなり

「おはよう」

相澤先生が入ってきた途端
ぴたっと静かになった

一時間目はヒーロー情報学

何をするのかなと思ったら

相澤「コードネームヒーロー名の考案だ」

教室が一斉に盛り上がったが
相澤先生が睨むとすぐに静かになった

相澤先生怖いなぁ

相澤「というのも先日話した
プロヒーローからのドラフト指名に
関係してくる。

指名が本格化するのは経験を積み
即戦力として判断される２～３年から…

つまり今回１年のお前らに来た指名は
将来性に対する興味に近い。

卒業までにその興味が削がれたら
一方的にキャンセルなんてことはよくある」

ほんと厳しいよね

葉隠「頂いた指名がそのまま自身への
ハードルになるんですね！」

相澤「そう。で、その集計結果がこうだ」

轟 4,123

爆豪 3,556

九条 1,029

常闇 360

飯田 301

上鳴 272

八百万 108

切島 68

麗日 20

瀬呂 14

相澤「例年はもっとバラけるんだが
3人に注目が偏った」

うおー1位と2位が逆転してる!!
まぁ怖かったもんな、ばくごーくん

八百万「さすがですわ轟さんと九条さん」

轟「ほとんど親の話題ありきだろ...」

『んー私は
もう中国で資格とってるからなぁ』

私は日本ではプロヒーローではないけれど
中国ではプロヒーローだ
そこを買われたんだろう

相澤「これを踏まえ指名の有無関係なく
職場体験ってのに行ってもらう

お前らはUSJん時一足先に
ヴィランとの戦闘を
経験してしまったが…
プロの活動を実際に体験して
より実りある訓練をしようってこった」

相澤「まあそのヒーロー名は
まだ仮ではあるが適当なもんは…

ミッド「付けたら地獄を見ちゃうよ!!
この時の名が!世に認知され
そのままプロ名になってる人も多いからね!!」

といいミッドナイトが入ってきた

どうやらミッドナイト先生が
査定してくれるらしい

ミッド「確か九条さんはもうあったわね」

八百万「そうなのですか？」

『うん、
中国で申請するときに要ったんだよ

"Q"っていうの』

八百万「きゅー？」

『そうローマ字の大文字で一文字

簡単でしょ？』