依頼だよ依頼 (ページ32)

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私の一番ページ32

in女子更衣室

体育祭が終わり着替え終わると

芦戸「A！狐の姿になってみて！」

『？いいよ、でも
これ疲れるからちょっとだけね…
変化(へんげ)!!』

白い狐の姿になった

『これでいいの？』

するとみんながいっせいに
襲いかかってきた

麗日「ふぉーふわふわだ!!」

八百万「可愛らしいです!!」

芦戸「ずっと撫でたかったの！」

蛙吹「耳と尻尾はそのままなのね」

葉隠「白色以外もなれるの？」

耳郎「Aのくせにこんなの
隠してたなんて！」

みんなに撫でられまくられた
『っちょっと離してぇー!!?』

in轟家

冬美「Aちゃんも焦凍も
お疲れさま!!凄かったよ!!!」

お風呂にも入り
明日明後日休みだから
どう過ごそうかなぁって考えてたら
焦凍くんが部屋に来た

「A」

『ん？なあに？』

「俺以外の誰かに抱きしめられたか？」

『んー？なんで？』

「俺が抱きしめた時違うやつの匂いがした」

あぁ、デクくんと戦い終わった時か…

『すごいね焦凍くん
私よりも鼻いいんじゃない？』

そう言われ思い浮かぶのは
焦凍くんの話を盗み聞きしたとき
あのばくごーくんに抱きしめられたことだ

どうやって言い訳しようと考えていると
焦凍くんにガバッと抱きしめられた

『おっと！どうしたんだ？』

私は立っていたので
バランスを崩しそうになった

「Aは無防備だから
そんなことになるんだ」

『あっもしかして焦凍くん

心配してるの？

大丈夫だよ焦凍くん
私の一番は焦凍くんにあった時から
焦凍くんなんだから

あとそれと耳の近くで喋るの止めて
くすぐったい』

「こうするとAの赤い顔が見えるからな」

『』

「これからは具合が悪かったら言うんだぞ」

『うん、約束するよ』

焦凍くんは何でもお見通しだ