依頼だよ依頼 (ページ15)

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気になるあの子ページ15

ボロボロになった靴を履き替えて
戻ってきたらみんなもうほぼチームが
決まっていた

「A一緒に組まないか？」

『ごめんだけど焦凍くん
もう組みたい人がいるんだ、
じゃあね、がんばって!!!』

私はそう言いある人を探した

『やぁ見つけた、君一緒に組まないか？
私は九条A君は？』

「……俺は普通科の心操人使だ
お前分かってんのか？
俺はさっきお前に...」

『いいんだよ別に
私は君の個性を知りたいだけだから
利用するなら存分にしてくれ

おっ、尾白くんもいるじゃないか
尻尾同士よろしくね』

「よろしく！
Aさんさっきは速かったね！」

『へへっありがとう』

同じクラスの人がいるとちょっと安心する

『えーっと君は「B組の庄田二連撃です」
かっこいい名前だね、よろしく』

リーダーは心操君か

心「この騎馬戦でお前の個性で
役に立ちそうなことは何だ？
足が速いだけじゃないはずだ」

『私の個性は【狐】

んーこの競技に関してなら
私は気配を少しの間だけ消すことが出来る

獲物を狩るには気配を消さなきゃ
捕まえられないからね

でもそれには全体を見なければならない

騎馬の一番前でいいかい？』

心「...あぁ」

私達のチームのポイントは

その後は大まかな作戦を立てた

はじめはわざとハチマキを取られて
身軽になるらしい
私はドンパチ戦いたいがチーム戦だからねぇ

あとは心操くんが支持司令をしてくれる

【さァ上げてけ鬨の声!!

血で血を洗う雄英の合戦が今!!
狼煙を上げる!!!

行くぜ!!
残虐バトルロイヤルカウントダウン!!

3!!

2!!!

1...!

!!!START!!!】

始まったのはいいが

『おーい心操くんさっき取られてから
何もしてないけどいいの？』

「いいんだよ」

『まぁ君に任せたのは私だからね』

さっきからいろんな人が
デクくんのチームを狙っている

そりゃあなぁ
デクくん1000万ポイントだからなぁ
私なんて5ポイントだしなぁ
とか考えているうちに
試合終了間近となった

すると心操くんが

「九条今から鉄哲チームのハチマキをとる
気配消せるか？」

『もちろん！行くよ！』

私は意識を集中させ気配をなくしながら近づいた
無事鉄哲チームのハチマキを
気づかれずとることが出来た

『よっしゃぁー!!』

【TIME UP!】