[Splatoon無印&2]Croverとへーせーイカ!!のはちゃめちゃ日常！ story2 (ページ50)

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番外編甘いchocolateと、甘い君と～レイ編、ミクル編～ページ50

眠い…

今日は、ばれんたいんでー。だけど、

今から、フユキの家に…お見舞い、行く。

フユキとは、同じクラス。フユキ、今日休みだった。風邪、って。

ピンポーン

ガチャ

「…来てくれてありがとう…レイぃ…」

そこには、フラッフラの今にも倒れそうなフユキ。

「む、無理して出てこなくていいよー。入るねぇ」

バタンッ

「熱、何度あるの」

「38.5…」

「ぴぎゃあ…結構あるね。病院は」

「行った…」

実は。フユキ、一人暮らし。こう見えて。

自炊してる、らしい。すごい

ノート渡しに来ただけ…だし、帰ろう、かな。

あ、そういえば

「フユキ…これ、ばれんたいんのお菓子。元気に、なったら。食べて。」

「ありがとうお…家宝にするお…」

正直、ユッキー星人も風邪、ひくのね。って思った。

「…チョコ、マドレーヌ？」

「そうだよー」

まどれーぬの意味は、あなたともっと仲良くなりたい。

ぴったり。って思って作った。

「マドレーヌ…へへ、僕ともっと仲良くなりたいんだね。ありがとうお」

意味、知ってたんだ。

はずかしぃなー。

「うん。」

「僕のことじゃなくて自分の心配もしてお。薬…飲んだお？」

薬。

そう、いえば。

ワタシがなんでねぼすけになったか…知ってる？

実はね

病気持ってるんだ

…また今度、詳しくはなす、ねー。

「うん。のんだー。ありがと。」

「レイが来たら元気でたお…明日には学校行ける気がするお。がんばるお！」

「わかった。じゃあ、またねー。」

「レイ。ありがとうお。大好き」

「ぴぃえ…ワタシもー、だ、大好き」

～ミクル編～

今日は2月14日。ばれんたいんでー、って世間ではいいはるらしいなぁ。

好きな人、恋人に、ちょこれーと、を渡す…行事、さかいに。

ほな、ウチも作ろー、思て、抹茶とちょこれーとの和菓子、作ったんよ。

…スバルはん、喜んでくれはるやろか

「フッ…煩わしい太陽の目覚め、か…(おはよう)」

「おはようさん、スバルはん」

「ああ…今宵は太陽も怯えるほどの気候…我の身体も悲鳴をあげているようだ(今日は寒いな)」

「そうやねぇ…」

「ところで…今宵は2月14日…我が命を賭すに相応しいな親愛なる無能者に甘美なる漆黒を捧げる日…」

とかいいながら、スバルはん、そわそわしてる。

わかりやすいんよね、ほんと

「ふふ。はい、どうぞ～。味に期待はせんといてな」

「恍惚すら感じる…ありがとう、ミクル」

「ふふ、こちらこそ～」

空は快晴だった。