[Splatoon無印&2]Croverとへーせーイカ!!のはちゃめちゃ日常！ story2 (ページ27)

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31話それぞれの決意～コウ～ページ27

カタカタカタ…

カチッ

コウ「よし」

…どうも、コウです

心の中では喋れる…一応。伝わらんけど。

実は気が抜けると大阪弁になったりする。

これはレンにも言ったことない。

なんか、大阪弁の方が安心する…みたいな感じ。

ミクルほど訛ってないけど。

今は、ネット通販してた。いいギアがあって満足。

…心の中でもそっけないのは、謝る。すまん。

これには深いわけがあって…
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「あ、ねぇねぇ〇〇の好きな人誰？」

「えー言わないよ」

小3コウ「〇〇でしょ？」

「「えっ」」

「なんで言っちゃうの！？言わないでっていったじゃん！！」

「へーそうなんだ、ふふふ」

「もうっ！コウくん嫌い！」

コウ「(悪気は、ないんだよ)」

俺は、昔、余計なことを喋ってしまう子だった。

「おい！〇〇の上靴盗んだの誰だ！」

「コウ、絶対言うなよ。」

コウ「〇〇くんですよ」

「こらっ、〇〇！」

「言うなっつったじゃねーか！コウのバカ！」

コウ「…なんでこうも」

言わないようにしてるのに、言ってしまう。

気づいたら、余計なことを喋らないように、口数が減ってた。

そしたら、

「コウくんってそっけないよね」

「何考えてるかわかんない」

じゃあどうすればいいんだ。

「喋れば？」

また余計なことを言って、怒られるだけ。

どうすればいいかわからなくなった時、アカネとビアンとレンに会った。

アカネは、
「何だこいつ、何も喋んねーのな！ま、これから話せるようになるだろーし、仲良くしようぜ！」

ビアンは、
「無口な、人だね。…人見知りなとこは、似てるね。似た者同士、よろしく」

レンは、「なんか僕、君の思ってること少しわかる気がする。いまは通訳するけど、自分で話せるようになろうね」

みんな、わかってくれた。

自然と、涙が出てきた。

今までのこと話したら、それも分かってくれた。

俺は、3人に会って良かったと、今でも思う。

プルルルッ

コウ「…なに、レン」

レン「やほ、コウ。あのさ、僕、吹っ切れたから。コウも、悩んでることあるだろうし。相談に乗ろうかと」

コウ「…俺、レンとアカネとビアンの前だと…まだ、そっけないけど、喋れるようには、なった。」

コウ「でも、へーせーイカの皆んなとは、まだ、話せない」

レン「…うん」

コウ「だから、嫌われるか…怖い。みんなにどう思われるか、怖い」

レン「大丈夫だよ。誰が何と思おうが、コウはコウ。」

続く