[Splatoon無印&2]Croverとへーせーイカ!!のはちゃめちゃ日常！ story2 (ページ25)

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30話それぞれの決意～レン～ページ25

レン様、紅茶をお持ちしました

レン「ありがとう。休んでいいよ」

ありがとうございます。失礼します

ガチャ

バタン

レン「ふー…」

プルルッ

レン「電話…」

ピッ

レン「どうしたの？アカネ」

アカネ「おう、夜に悪い。明後日暇か？」

レン「空いてるよ」

アカネ「4人でバトルしようぜ。集合1時な」

レン「いいよ。用件はそれだけ？」

アカネ「…あ…っああ、そうだ。ありがとな。じゃ、おやすみ」

レン「おやすみ。」

ピッ

…アカネ、アイドルのこと迷ってるな

…僕はレン、一応お金持ち…なんだけど、こういう生活も案外疲れるんだよ。

お父さんは社長、お母さんは宝塚。の子供に生まれたから、こうやってバトルの約束してるのもおかしいんだけど…昔は、いい仕事につけって言われてたんだけど、

今では、バトルも大事だって許してくれてる。
勉強もやってるし、バトルしていいって。

さっきのは、アカネ。僕と同じチームの、…元ヤンキーらしいけど…

まぁ細かいことは気にせず。

良く冗談で、アカネに可愛いとかいうんだけど、

…実は、全部本心。

僕は、アカネのことが好きだ。結構前から。
アカネは、なんとも思ってなさそうだけど…

…顔熱くなって来た…僕も可愛いとこあるんだよ？

まぁ近所では有名でさ。お金持ちの子供だって、一目置かれてる。

虹咲学園っていうとこに通ってるんだけど、そこは、アカネ、ビアン、コウ、フユキくん、スバルくんと一緒。

毎日楽しいよ。

なんか、僕のこと色々喋っちゃってるね。ごめん。もう少し聞いて。

僕、ゲソの色金色で、みんなにレンにピッタリって言うんだけど、…僕はそんな風に思わない。こんな綺麗な輝く色、僕には似合わない。って思ったんだ。

僕、お金持ちってだけでなんの個性もないし。
こんな綺麗な色、僕には…

って、思ってた。この間まで、ね

レン「月が綺麗だ…」

…そうだ、アカネに、悩み相談した時に「レンはレンでいいんだ。こまけーことは気にすんな、大雑把に生きればいいさ」

って言われた。
確かにそうだと思った。
金色が似合わないなら、似合うように変わればいい。

個性がないなら、自分のいいところ、悪いところを見つけて個性を作ればいい。

僕も、ほんとは自分のこと「俺」とか言ってみたい。
それも、僕に合わないからって、捨てて来たんだ。

…たまには、俺っていったらアカネも好きになってくれるかな

レン「アカネに月が綺麗って言ったら怒るかな？」

続く