NO.58 ページ32
頭が痛い。
酷い立ち眩み。
その場にしゃがみこんだら目立ってしまう。
一番最初に思ったことがこれ。
「…最……悪………よ…」
我慢できずにその場にしゃがみこんでしまった。
「…A、さっきの晋助の態度だけどちゃんと言っておいたかっ──A!!!?」
不幸中の幸いとはこの事か。
そんな事を考えながら意識を手放して行った。
「──だから………
───…と言っただろう───!!?
──お前は……………!!!!!」
「じゃあ………─────…?
俺は────………コイツに───……だ
…………無理な話だ────…」
遠くで靜と晋助の声が聞こえる。
何かを言い争っている。
『無様だな』
「!!………誰?」
『もう一人のお前さ』
「もう一人…私は私よ
他に私はいない
もう一人なんていない」
『そんなことはない
お前は私だ
私は雪紫だ
あの夜、お前の意識を操って時影を殺した張本人だ』
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (
レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください！いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルア | 作成日時：2018年8月30日 21時
