NO.48 ページ22
沖田side〜
土方さんから聞いた女について。
目の前に本物がいる。
目に見えないオーラが出ている。
コイツだけでも絶対に苦労しそうなのに…
いや、それよりもっとヤバい奴。
女の後ろに佇む一人の男。
腕を組んで俺達の会話を聞いてるだけなのにもう冷や汗が出てきやがる。
「………成る程…土方さん
こりゃ長くなりそうですねィ」
「おい、後ろにいる奴
名乗るくらいしたらどうだ?」
「君達に語る名など無いね」
つまり俺達より自分の方が上だから名乗る必要はないと。
「随分と舐められたもんじゃねーか…」
「お、今日だけは同意見でさァ」
「今日だけってなんだ!!!?」
「ははははっ
敵の前なのに悠長に喧嘩かい?」
「さて、今日は私達を捕まえる事は出来るんですかね
頑張って捕まえてください」
そう言って女は屋根の上に。
男はそのままこっちに近付いてくる。
俺が土方さんより先に動いた。
捕まえようと一歩前に踏み出した瞬間、
俺の手を抜けた。
「……だから嫌なんでさァ」
長くなる何てもんじゃない。
自分が死ぬかもしれない。
そんな感覚に陥った。
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください!いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルア | 作成日時:2018年8月30日 21時