NO.44 ページ18
「何でバレそうになった?
いくらなんでも笠を深く被っている女全てに聞いてる訳じゃないでしょうね…」
「…その考え、間違ってない様だね」
そう靜が見ている方に目を向けると私にしてきたように笠を被った女の人に声を掛けていた。
「…冗談でしょ」
「あれが冗談に見えるかい?」
いや、でも可笑しいじゃないか。
何で私をそんなに必死に探す?
私があの時の女だとバレたのか?
細心の注意を払っていたからそれは無いと思うけど…。誰かに見られたとか…?
「一切、そういうのではなくて、ただ会いたいって思いでお前を探している様だね」
「………
馬鹿みたい………」
そんなことされたら戻りたくなってしまう。
晋助を置いて、真選組に戻りたくなる。
「そんなこと…駄目だ……」
私は晋助のものだ。
あの人の側から離れられない。
離れたくない。
「結局私は誰かを傷付けることでしか生きられないのか…」
靜と橋の上を歩いていると目の前に銀色の髪。
「やっと見つけたぞA」
「……銀時…!!?」
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください!いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルア | 作成日時:2018年8月30日 21時