episode 8 ページ10
爆「A、これ買う」
そう言って差し出されたのは激辛カップラーメン。
『えー、何でよ』
爆「昼飯」
『まじか』
爆「文句あっか」
『ないけど自分で買ってよね、それ』
爆「あぁ」
買い物を一通り終わらせレジに並ぼうとした時、思い出した。
『…トマト忘れてた』
爆「あ?んだと?」
『あ〜とってくる』
と走り出した。
『そこで待っててね』
爆「ちっ、めんどくせ〜な、はやくしろよ?」
『分かってる〜』
トマトを探していると何か、首もとに痛みを感じた。
首を動かさず周りを見渡す。
すると右斜め後ろにこっちを見つめている五人の男を見つけた。
一人以外全員黒いサングラスを掛けたいかにも「俺は悪い奴です」って周りに見せびらかしている奴ら。
(何だかめんどい奴らに目ぇ付けられたな…)
そう思いながらも何事も無かったようにトマトを持って勝己のいる所に戻った。
爆「遅ぇ!!!!!」
『ごめんごめん、探しちゃったの』
『行こう行こう』と勝己の背中を押しレジに並んだ。
(後方150m、近付いてきてる)
爆「おいどーした、もう次だぞ」
と言う勝己の声でレジの順番がもう私達まで来ることに気が付いた。
『ごめん』
爆「しっかりしろよな」
「お次のお客様どーぞー」
と言う店員に勝己がカゴを差し出した。
「あら!!!貴方昨日のヘドロ事──」
と言いそうになったおばさんの口を私は急いで手で塞ぎ、自分の口に指を当てた。
「あ、あらあらごめんなさいね、私ったら」
「ホホホッ」と笑うおばさんには私達がどう写っているだろうか。
絶対に変な目で見られてる。
案の定
「恋人さんと買い物?」
と聞かれた。
『「全然違う」』
『ただの幼馴染みですよ』
爆「誰がこんな奴自分の女にするかよ」
『それこっちのセリフ』
「仲良いわね〜」
おばさんの言うことを若干苦笑いで聞きながら会計を済ませた。
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ルア(プロフ) - トウカさん» 続きを読んでいただければ分かると思います!! (2019年7月21日 17時) (
レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
トウカ(プロフ) - これは、かっちゃん落ちですか？それとも轟くん落ちですか？すみませんこんな事聞いてしまって！ (2019年7月21日 17時) (レス) id: 0b1ff1fc69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルア | 作成日時：2018年8月23日 1時
