episode 20 ページ22
爆豪side〜
俺「ちゃんと見守ってやって下さい
アイツ、ああ見えて意地っ張りで人を頼らない性格なんで、自分の苦しみとか悲しみとかを誰にも言わないんすよ」
アイツが水を汲みに行っている間に話せるだけ話す。
俺「一回、アイツ、雨の日に傘を持ってくんのを忘れた事があったんすよ
そしたらAは雨なんか気にしない様子で堂々と濡れて帰ろうとして
丁度俺が近くに居たから送れたけどそうじゃなかったらAは風邪を引いてた」
「だから…」と続ける。
俺「だからちゃんと見守ってやって下さい
一瞬でも良い
アイツの夢でも良いから出てやって下さ…」
そこまで言いかけたところでAが帰って来た。
『何話してたの?』
俺「何でもねーよ」
丁度言い終わりそうなタイミングで帰ってきやがって。
俺「お前まじタイミング考えろや」
『何それ』
俺「くっそ、帰んぞ!!!!」
『今水汲んできたばっか』
俺「うっせぇ
帰んだよ!!!!!」
『はいはい』
お前は笑いながら俺の後を追う。
俺「おら、手、寒いんだろ」
手を擦って息を吐いているAに手を差し出す。
『なんか勝己すごいね』
俺「何がだ」
手を取って握るとAは俺に寄りかかるように腕に絡まった。
俺「重ぇよ」
そう言いながらもAが俺を頼るのは、少し嬉しかったのは絶対に言えない。
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ルア(プロフ) - トウカさん» 続きを読んでいただければ分かると思います!! (2019年7月21日 17時) (
レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
トウカ(プロフ) - これは、かっちゃん落ちですか？それとも轟くん落ちですか？すみませんこんな事聞いてしまって！ (2019年7月21日 17時) (レス) id: 0b1ff1fc69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルア | 作成日時：2018年8月23日 1時
