冷たいうさぎへの接し方【JK】

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店長遅いな…

てか帰ってくるの？

しかもヌナが何か言いたそうな顔でこっちをチラチラ見てるし

なんなんだ？照れるんだけど


『あの、チョン「なんですか」え？』


自分で話しかけておいてえ？って…

俺が喋ったことに驚いんてんのかな

てかもしかして俺に帰ってほしいとか？

なんかめっちゃそんな気がする


『そ、そろそろ「帰りませんよ」え？』


どうやら顔を見ればそのようで

いやこのヌナバカじゃないの！？

こんな暗いのに男の俺が先に帰るとか！

普通危ないんだから女性のヌナが帰らなきゃいけないでしょ！


「あなたが帰ったらどうなんですか？」


あ、今のはちょっとキツすぎたよーな……

でもヌナは女性だし

もし俺が先に帰ったりして万が一のことがあったら絶対にいけないし

どうすればいいって！？


『じゃ、じゃあ』


いきなり立ち上がったヌナ

それに合わせて


「2人ともごめーん！」


タイミングがいいのか悪いのか分からないときにやってきた店長

それもスライディング土下座しそうな勢いで


店長「ごめんね、戸締りのこととか全然考えてなかったよ、2人とも時間すぎてるのにごめんね！2人ともありがとう！良かったらコンビニ弁当とか持って帰っていいよ！」

『えっと、大丈夫です』

「俺も」


冷めてそうだし

いや、温めればいいんか←


店長「そう？気を付けてね！」


やっと帰れると思い、見れば時間は12時前くらいで

ヌナは大丈夫かなと、キモデブ(酷い)に襲われてないかなと

でもついて行くのとかはなんか気恥しいし

だーいぶ離れたとこでヌナを見えなくなるまで

俺はじーっとヌナを見つめてた

1回振り向いたからめっちゃびっくりしたけど

ま、とりあえずヌナが無事に帰れたら俺はそれでいい

うわ、今の俺めっちゃイケメン←

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