こんな世界で私に出来ること【終わりのセラフ】

level６ ページ9

カチャｯ

優「！」
ミ「や、帰ったよ優ちゃん」

優「····あっそ」
ミ「..お帰りは言ってくれないの？」

優「んあーとりあえずお前の分のカレーは食った」


バサッ
貴「優ちゃん、嘘はダメだよーw？」
優「なっお前起きてたのかよ」

貴「うん起きてた」
ミ「で、優ちゃん僕のカレー食べちゃったの？」

優「嘘だよ..ガキんちょ共みんな喜んでたし美味かった」
貴「そーだよ！ミカ美味しかったよ！」

優「で？そのカレーのためにお前は何された？」

ミ「····」
貴「次からはもういかないでね！今度は私が血を売るからさっ！！」

優「いや。俺が血を売るよ」
ミ「えー？」

もうミカに辛い思いをして欲しくない...
家族が居なくなるのはやだからね

優「お前1人で何でもな背負いこむなよ」
貴「！！優ちゃんの言う通りだよ、ミカ？」

優「俺だって馬鹿じゃねえんだいくら体鍛えたって人間が吸血鬼相手に何もできないなんて...」

ミ「優ちゃん。それ以上は言うなよ優ちゃんの言葉、子供達は信じてるんだから...」

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