友達を前提とした結婚。【１】 (ページ35)

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「優しくて低くて温かい声も、優しい性格も、私の過去を知った上で好きでいてくれるとこも、ストレートに感情を伝えてくれるとこも、目を見てちゃんと話を聞いてくれるとこも話してくれるとこも。全力バレーをしてるとこも、」

上げだしたらキリがない。

私の大好きなプレーをしてくれるとこ、私のことを好きでいてくれるとこ。

全部全部今までありそうでなかったこと。

MGが少し呆れたような笑みをのぞかせた。

MG「もういいわきついきつい、私がきつい聞きたくない親友のこんな話聞きたくない笑」

大塚「何で止めたんすか、」

「助かったぁ」

大塚「助かったとか言わんといてよ。Aさんからもう聞けんかもしれんのに」

MG「はぁ？A言わないの？」

大塚「Aさんは絶対言わないっすこんなこと」

MG「これはAの改善が必要だな」

「待って待って無理無理、死んじゃう笑」

一向に止まらなさそうな私を見兼ねたMGが止めに入って。
不服そうな表情を見せた大塚選手が口を挟んだ。