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「ちょちょ、まだ入んの？」
「まだ腹4分目」
「はぁ？」
「うそ10.5」
「いや10割超えてんなら食うなよ笑」
思ったよりも食べたいものが多すぎて。
メニュー表を見て、美味しそうだなって思ってた。
それが目の前に沢山あるんだから食べたくなるに決まってんのに。
祐希さんはケラケラ笑って、私が食べやすいように一貫ずつ食べていく。
もうほんとにそういうところが狡いんだよ。
「ほら、食べれないなら俺が食うけど？」
「食べない、」
「はいはい。寝とけよ」
「寝ない」
2人が頼んだ皿の量は多分5人家族が頼んでも食べきれないくらいの量。
私のお腹もだけど、祐希さんのお腹も中々に狂ってる気がする。
祐希さんは自分が食べた食べかけの皿を少しづつ消化していって。
たまに私の方を見たりして、ふわっと微笑む。
その表情がなんとも言えない気持ちにさせるくらいかっこよくて。
また胸がキュンって高鳴ったり。
「じゃぁどっか見てく？」
「あ、ここ」
「行ってきなよ」
「祐希さんは、」
「んー、俺とお前が一緒にいたら目立つだろ」
ただでさえお前スタイルいいのに
「は！？」
「声でけぇよ。ほら、あとから行くから先行っとけ」
なんて流されるままに祐希さんから離れていったけど。
私の聞き間違いなんかじゃなかったら。
なんて考えが頭を埋め尽くす。
目当てのテナントに着いて、ボーッと辺りを見渡して。
この服かわいいなとか、このアクセサリー付けてみたいとか。
そんな呑気なことを考えて少しでも気を紛らわせていたら。
後ろからポンっと頭に乗せられた手に既視感覚えて、少しだけにやけてしまう。
「なんかいいのあった？」
「んーん。全部かわいい」
「へぇ。これは？」
「今適当に取りましたよね？！笑」
「えなんでバレてんの」
「何となく」
「俺がいいんじゃないって言ったの全部いいって言うのかなって」
「時と場合によります！」
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ちょこ(プロフ) - SACRAさん» 嬉しい言葉、ありがとうございます！！ 更新はゆっくりですが気長に待っていただけると嬉しいです！！ (10月23日 20時) (
レス) id: a4fd68cf54 (このIDを非表示/違反報告)
SACRA(プロフ) - めっちゃ好きですこのお話 頑張ってください (10月22日 3時) (レス) @page20 id: 414e0b7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2023年10月9日 18時
