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「あ、いたいた。A」
「え祐希さん？、紗理那さん呼びました？」
「呼ばないよ」
「にっしゃん？」
「俺も呼んでへんけど？」
「今日の予定すっぽかしてんのこいつは」
「なんも予定入れてないじゃん！」
にっしゃんと紗理那さんと居酒屋で3人で飲む。
目の前には2人で並んで腰をかけるにっしゃんと紗理那さんがいて。
私はその目の前に座る。
2人の幸せそうな空気が、私も初めて見る空間で。
ほんとに羨ましくなってくる。
好きな人とこうしてちゃんと結ばれることが。
「なんで！ちょ、まだ紗理那さんたちと話すー！」
「祐希さんも座りましょ！」
「ちょ、有志？」
突然現れた祐希さんに連れ去られそうになって、紗理那さんが私の手を慌てて掴む。
にっしゃんは相変わらず楽しそうに祐希さんを私の隣に座らせようとして。
祐希さんは鬱陶しそうな顔をしながら私の隣に腰を下ろした。
異様な空気感。
異様な雰囲気。
身長180cm越えの男女が楽しそうに机を囲んで。
何故だか楽しそうに恋バナなんかしちゃって。
周りから見たらなんて思われてんだろう。
合コンだって思われてんのかな？
もしかしたら送別会だったり？
「Aは祐希さんのどこが好きなん？」
「どこって、」
「本人の前で絶対そんなこと聞くな笑」
「ちょ、有志」
「だって気になるやん。祐希さん、一回も靡いてないんやろ？こんな可愛いAに」
「それはわかるけど。私だって不思議に思うけどさ」
好きなとこ？
カッコイイところ。
優しいところ。
周りが見れてるところ。
バレーに真剣なとこ。
プレースタイルも。
フォームも、レセプションも。
セッターも出来るとこも好きだし。
試合になると気合いの入るあの表情とか。
真剣にバレーに打ち込んでるときとか。
コートに出た時の雰囲気も好きだし。
私のことをちゃんとみててくれてるとことか。
嫌だなんて言ってもちゃんと誘いに乗ってくれるとことか。
心配してくれるとことか。
言い出したらキリがない。
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ちょこ(プロフ) - SACRAさん» 嬉しい言葉、ありがとうございます！！ 更新はゆっくりですが気長に待っていただけると嬉しいです！！ (10月23日 20時) (
レス) id: a4fd68cf54 (このIDを非表示/違反報告)
SACRA(プロフ) - めっちゃ好きですこのお話 頑張ってください (10月22日 3時) (レス) @page20 id: 414e0b7211 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2023年10月9日 18時
