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たつが来るまでの間にパソコンを開いて起動させる。
昨日のチーム戦の記録を打つために、録画した部分を流した。
「Aー」
「はいはい、」
今日はここ？なんて会話もせず、テーピングを取り出し、巻いていく。
いつも以上に無言で、少しだけ、ほんの少しだけ藍ちゃんの不安が私にも移ったように感じる。
「、A不安になってんの？」
「んー、不安にはなってないはずなんだけど。藍ちゃんの不安が移ったかもしれん」
「藍？」
「そー。変に気負いせんでもいいって、たつが藍の分まで気負いするからとか言ったけど」
「ちょっ、何勝手に言ってくれとんねん笑」
「でも事実やん？」
「おぃぃ、」
たつが話しかけてくれたおかげで、変な緊張も不安も全て飛んでいった。
たつが次はここお願いとその部分を指さし私に近づける。
「最近調子良くなってなかったっけ？」
「今日はあかんみたい」
「、たつ」
「ん、？」
「私に隠し事なしやからな、」
「当たり前やん」
合図を送ればありがとって頭を撫でられる。
大きな手が頭に乗って、髪型を崩さないように少しだけ動かされる。
次の人が来るまで救護室にはシューズと床の擦れる音と、バレーに必要な声だけが響いていた。
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ちょこ(プロフ) - はじめまして！そう言っていただけると嬉しいです！私も大塚さんの作品読みたくて探してもメインを張ってるものが無いし、ましてやサブも…なんか悔しくなって書き始めちゃいました笑ゆっくりペースで書いていくのでぜひ最後までよろしくお願いします (2022年8月27日 23時) (
レス) id: a4fd68cf54 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 初めまして😢大塚くんの小説がなかなか無くて探していました！とても読みやすくてついつい感情移入してしまいます😢忙しいかとは思いますが、更新頑張ってください！ (2022年8月27日 20時) (レス) id: 8170105edf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2022年8月23日 17時
