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#20 ページ20

ある夏のダンスレッスン日

予定時刻よりも遅れてやってきた石渡。
顔色が悪く、お世辞にも体調がいいとは言えない。



A「…ほくと……」



北斗「なんでお前来たんだよ」



A「へへっ、けんがくだけしていい?」



北斗「終わったらすぐ帰るからからな」



A「うん」



石渡は何故、体調が悪いのにここまでしてくるのか。



樹「あいつ、こーゆーときも頼らないんすよ、メンバーを。俺らがAことを見捨てるわけなんかないのに。多分、あいつは見捨てられるって思ってるから、尚更俺らを頼らないんですよ」



ジェシー「カツ丼食いてぇ」



慎太郎「お、後で食いに行こうぜ」



A「かつどん、いいなぁ」



北斗「食欲はあんだな。Aん家言ったら作るよ」



A「…ぜりー」



北斗「流石に買うな」



北斗「じゃ、俺らはこれで〜」



A「しんたろーたちばいばーい」



慎太郎「体気をつけろよ?」



北斗「お前、ちゃんと歩け、馬鹿。」

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作者名:ちょこ | 作成日時:2021年4月4日 13時

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