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神山side
俺が連れて行かれたのはスタジオの一階にあるロビーやった。
流「なんか欲しいもんあるか？」
�陲舛磴鵑鮃�せにしてやれなかった後悔と悲しさで顔をあげれずにいると、流星が肩を軽く叩いて飲み物の自販機を指差した。
神「いらん。」
流「泣きそうな顔しとるくせに遠慮すんなや。」
神「……ココアがいい……」
頭を撫でられるとどうしても甘えたくなってしまってぱっと目に入ったホットココアをチョイスした。
□ □ □
流「ほんま、居酒屋の時は言い過ぎだと思っとる。」
神「もうええって、気にしてへんし。」
俺のココアを買ってくれた後、自分の分のホットコーヒーを買って近くにあったソファに腰掛けて飲みながら流星はまたあの日のことを謝ってきた。
なんで、自分が好きな人を傷つけた俺にこんな優しくしてくれるんやろ。
のんちゃんに幸せになってもらいたいからと言えどもなんでわざわざ自分から恋を手助けするんだろう。
ほんと流星に関しては理解できないことばかりだ。
流「ほんま望が幸せになってもらいたくて必死やったんよ。神ちゃんのことなんてなんも考えてへんかったんや。」
神「ほんま、あほやな。自分が辛くなるだけやのに。」
流「それでも、望は俺を頼ってくれた、感謝してくれた…それだけで十分や。」
そう言って缶に入ったコーヒーを飲む流星を見て自分はどれだけ惨めやったのかと思う。
流星は自分よりも好きな相手の気持ちを考えて行動してた。
なのに俺は自分のことしか考えてなかった。
最終的には好きな人を利用して苦しめてしまった。
神「もう…ダメやわ、俺…ほんま情けなさすぎて……」
俺の目から流したくない涙があふれてくる。
俺は泣く立場やないのに…
涙を止めようと唇を噛み締めていると、突然流星が俺を腕の中へ包み込んだ。
神「え？！りゅ…流星？」
流「大丈夫、またやり直せる。やり直そうや、な？」
励ましてくれる流星の腕の中で俺はまた大粒の涙を流した。
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里衣菜(プロフ) - 暁さん» ありがきコメント本当にありがとうございます！！不定期更新になっていますがこれからも応援よろしくおねがいします！！ (2018年2月17日 19時) (
レス) id: e974b51e3b (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 面白いです！ (2018年2月17日 17時) (レス) id: 67f5d95417 (このIDを非表示/違反報告)
ねる - はい！更新楽しみにしています(*´∀｀*) (2018年1月21日 1時) (レス) id: afbf8c2a2b (このIDを非表示/違反報告)
里衣菜(プロフ) - ねるさん» そう言ってもらえて本当に嬉しい限りです！ねるさんのためにも早く更新できるよう頑張ります！これからも応援よろしくお願いします！！ (2018年1月20日 7時) (レス) id: e974b51e3b (このIDを非表示/違反報告)
ねる - 私、こうゆう切ない小説がすごく好きなので読みいってしまいました！ このあとがすごく気になるので更新楽しみにしてます (2018年1月20日 1時) (レス) id: afbf8c2a2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：里衣菜 | 作成日時：2018年1月15日 17時
