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第14話 ページ16

加茂)では…しばらくお願いします

バタバタ

パチッ

赤子が目を覚ました

じーーー

伏見)…んだよ
なんか文句あんのか…

ぱっ

赤子が、伏見の眼鏡を叩く←

伏見)くそっ やめろ!

赤子に眼鏡を取られる

あーー

力の加減がわからない伏見は、分からないでいた

伏見)…ろくでもない親がいるくらいなら、さっぱり捨ててもらった方が後腐れなくて良かったかもな

宗像)なるほど それもまた1つの真実かも知れません

宗像の言葉にギクリとした

伏見)戻ってきてたんですか

宗像)えぇ

伏見)まさか、本気で親になるつもりですか

尋ねると

宗像)おや、だめですか?

伏見)別に…室長の下で人生始めるコレにちょっと同情しただけです

宗像)ふっ これは手厳しい

カチャ

赤子に、何かを付けた

宗像)異能を抑える道具です
うちの地下牢にもある異能者拘束具の枷をアクセサリー状に加工したものです

伏見)どうしたんですか?これ…

宗像)元々あの枷は、《黄金のクラン》が開発したものでして
今日七釜戸へ行って赤子用の異能抑制具に応用できないか相談を持ち掛けて見たんです

ガタッ

A)さすが室長、仕事が早いですね

後を見るとAがいた

伏見)これを付けときゃ普通に生きていけるわけですか
Aは、なんでいるんだよ

宗像)少なくとも能力の制御を覚えられる年になるまでは
どうしました、ここは男子寮ですよ

A)赤子の母親が出頭してきました


そう言うと、宗像は

宗像)迎えが来たようですが、どうしますか?

伏見)返さないつもりですか?

宗像)いいえ 私はただ本人の意向を聞いているだけです

《捨てられたものには
その相手を捨て返す権利があります》

赤子と何かを通じたみたいだ

宗像)いいでしょう
母親に会うそうです

A今のはテレパシーですか?

宗像)いいえ
《王》の勘です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

赤子の親が出頭してきた

宗像室長の実家の話を聞けた
室長の言う「理解はしあえずとも 大切なもの にはなりうる」って言われた事に二人は心に来た


宗像)さて 戻りましょう
父親をやってみる機会は今回、逸してしまいましたが、私には《セプター4》というわが子同然のものがありますからね

その言葉にAは心が暖かくなった

伏見)……心から寒いんでやめてください

宗像)伏見 その言い方はないでしょう

3人は中に戻って行った

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作品ジャンル:アニメ
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作者名:夏樹 | 作成日時:2019年2月21日 2時

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