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第1話 ページ1
もう、あの家に戻ることはないだろう
家出と言っていいのか分からないが、あのままあの家にいても私の居場所など無くなっていただろう。
だったら先に捨てよう。
今の私の居場所、ここなのだから。
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？):如月副長〜如月副長聞いてますか？？
誰かの声が聞こえる気が...
A)あ、すみません。なんですか、日高くん？
日高)なんですか、じゃないですよ〜！
この資料確認お願いします！
この男は、私が副長を務める「セプター4」の
特務隊隊員の日高暁(ひだか あきら)である。
東京法務局戸籍課第四分室ー通称｢セプター4｣と呼ばれる。異能者を取り締まる警察的機関。
｢青服｣の俗称も持っている。
そして、｢青のクラン｣とも呼ばれている。
A:分かったわって、まって。日高くん誤字脱字が多いんじゃない？
日高)あぁ〜え〜と
コンコン
？)…失礼します
A)伏見くん､あなたも資料の確認かしら？？
伏見)…ｯﾁ…違いますよ､室長がお呼びです。
A)了解。ありがとう。伏見くん、悪いんだけど、日高くん誤字脱字が多いから見てあげて。よろしくね！
そう言うと私は部屋を後にした。
〜部屋では〜
日高)ふ 伏見さん、俺一人でやりますから…
伏見)…ｯﾁ…Aに言われたからにはやらないと後で言われる。それに、また再提出を待つより自分で教えた方が効率的だ
日高)伏見さん､ありがとうございます！
伏見)…ｯﾁ
これがここの日常である
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作者名：夏樹 | 作成日時：2019年2月21日 2時
