俺足じゃんぷ学園

19話 ページ22

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俺が今どこに向かってるかって？






そりゃもちろんAちゃんのところですよ






たまが丁度トイレ行ったから今しかないと思って







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伊「Aちゃん、一緒に食べよ？」






「あ、伊野尾くん！もちろん♪」







なに音符なんてつけちゃって可愛いんですけど








「「いっただっきまーす」」







賑やかな教室にさらに賑やかな声が響く







なんか視線を感じるような気がするけどきっと宮田だろう








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「伊野尾くん、このパン好きなの？」







伊「ほぇ？あーうん、結構買ってるほうかなー。でも俺はどちらかと言うと和食が好きなんだけどね(笑)」







「私も和食派かなー」






ちょっとしたことで気が合うだけで嬉しくなる。恋してんだなー俺







もうこの際呼び方変えてもらおっかな







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伊「ねぇねぇ」






「んー？」







伊「伊野尾くんじゃなくてさ、伊野ちゃんって呼んで」







「い、伊野ちゃん？」







伊「そう、そっちのほうが何か嬉しい」






「じゃあこれからは伊野ちゃんって呼ぶね！あ、あと...」







ん？なんだなんだ







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「私のこと、Aって呼んで...？」






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ねえ、いま俺どんな顔してんの







A、その顔は反則だよ...







伊「え、いいの？呼びすて」







「うん！なんか親近感湧くし、もっと仲良くなりたいなーと思って」







もう仲良くなるどころかずっきゅんですよ








「だからちゃんと呼びすてで呼んでねー？」







伊「わかったよ、A♡」






語尾にハートをつけてみたりする







「ど...どーも！」






ねぇ自分で言ったくせに何照れちゃってんの。もうこれ以上心臓持たないからやめておくれ






「さ、さぁ、ご飯を食べよーう！」






伊「ねぇA、それゴミ...」







「え？......あ。もうやだーー！！！」







この幸せな時間がいつまでも続けばいいのにな、なんて思ったり







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玉「...」






そしてそれを玉森が見ていることも知らずに＿






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