13話-伊野尾side- ページ16
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2時間めの休み時間、頑張って大ちゃんから逃れて廊下に出た
薄々妹のことだろうなとは感じつつも、聞く準備はできていた
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...しかし、彼女の口から発せられた言葉は予想外のことで
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俺は無意識に、抱きしめていたんだ
「...伊野尾、くん?」
伊「今は何も、言わなくていいよ。つらかったよね...」
そうやって話す俺の目には、自然と涙がこぼれていた
「...泣いて、るの?」
伊「そんな話聞いて、泣かずにはいられないじゃんっ...」
あぁ、ほんと俺って弱いよな
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しばらくすると、Aちゃんが俺の袖を掴んできた
泣いてるんだな...
伊「思う存分、泣いていいよ」
その瞬間Aちゃんは、声を出して泣きはじめた。
ほんとにつらかったんだろうな...
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2人とも泣き止んでようやく体が離れたところで、俺は切り出した
伊「そろそろ...戻ろっか」
「そう、だね...」
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そのとき俺たちは知らなかったんだ
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この光景を、誰かが見ていたということを...
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ママ子 - いや〜作者様頭がおよろしいことで… (2019年7月30日 8時) (レス) id: c3785b0f42 (このIDを非表示/違反報告)
ペチーノ - そうなんですか-=-不快なコメントすみませんでした。これからも更新頑張ってください。 (2017年2月22日 15時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
俺足族 - どうもどうも…俺足族です!私なんかのコメントにガチ泣きしてくれて嬉しいです(*´ω`*)まぁそんないいこと書いてないんですけどね~(笑)小説どんどん面白くなってます!これからも続きが楽しみだな~(笑)最後まで応援してます!更新頑張ってくださいね! (2017年2月21日 22時) (レス) id: 2716090d92 (このIDを非表示/違反報告)
伊野尾のゆいぴっぴ(プロフ) - ペチーノさん» コメントありがとうございます!私の勘違いかもしれませんが、伊野ちゃんは苺も好きだったはずです。らじらーで苺の話題が出てたりと、、。山ちゃんが苺好きだということはもちろん知った上です!もし不快でしたらすみません (2017年2月21日 19時) (レス) id: a8ebece4b5 (このIDを非表示/違反報告)
ペチーノ - 楽しく拝見してます。失礼ですが、伊野尾ちゃんはイチゴが好きではありません。山田サンです。不快でしたらすみません。とびっこなので (2017年2月21日 19時) (レス) id: 950c02c76a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:伊野尾のゆいぴっぴ | 作成日時:2017年2月18日 10時