薄桜鬼トリップ本当の記憶 (ページ12)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:8,185 hit

お風呂ページ12

全てを話した後の事…

雪村「桜宮さん‼一緒にお風呂入りませんか？」

貴『え？…いや土方さんの許可を得ないと…』

土方「許可はしてある。そろそろ風呂ぐらい入れ」

貴『…分かりました』

渋々私は返事をすると、立ち上がった。

貴『正直お風呂って嫌なんですけど…』

そう、私は髪が長い為、洗うのがめんどくさいのだ。

それに眼帯を外さないといけないので余計嫌なんだ。

てな訳でお風呂場に来たわけだが…雪村さん‼
恥ずかしいからそんなに見ないでくれ！

貴『あの…脱ぎづらいんですけど？』

雪村「あ！私のことには構わずにどうぞ‼」

いやいやいや‼無理だろ！

…………何言っても引き下がらなそうだし…私も腹をくくろう…

貴『はぁ…』

髪を着物の中から出すと、上の方で結わいたのだが、解かれてしまった

雪村「ダメですよ？髪も洗わないと…(黒笑)』

…………何だろう…凄くこわい。てか雪村さんの背後に鬼の姿が見えた

貴『わ…分かりました…』

私は諦めて眼帯も外した。

雪村「あれ？桜宮さん怪我をしていらしゃるんですか？」

貴『いえ…これは目を見られないようにする為です。雪村さんなら大丈夫でしょう…』

髪をよけて目を見せた。

雪村「わぁ…綺麗な瞳の色ですね。あれ？土方さんに似てるんですね？」

貴『そうですか？まぁ本当の家族は見たことが無いので知りませんけど、多分父は似ているのでしょうね…』

確かに写真で見た兄にそっくりだった…

貴『入りましょうか。』

私は残りの衣類を畳むと風呂に入った。