雑用 ページ4
そしてなんだかんだ昼になる
「錦戸、いくぞ」
錦「おー、あ！ ジュース帰りにおごってな」
クッソ…覚えてたか
新「いってらっしゃーい」
安「頑張ってな〜」
「職員室ってどこ？」
いまだに校舎覚えられないー、むずいんだよな
錦「は、お前アホなん(笑) こっちやで」
「錦戸がおってよかった〜」
錦「はいはい」
錦戸は去年からおんなじクラスだけど、ここまで仲良くなるのは時間かかったな〜
なんて考えたら着いた
「ここか！ 失礼しまーす…」
丸「お！Aちゃん錦戸くんありがとうな！ これやねんけど…」
すぐ丸ちゃん先生がいた
「はーい、ってこれなに？」
丸「進路のやつやね〜、大事なやつやでよろしくな？」
重そう…
錦「うわ、おもっ」
「ですよね…」
頑張るかぁ！
なんて思ってたら
ヒョイ
錦「なにもとうとしてんねん。 おもいんやから男に持たせとけって」
「あ、ありがと…」
錦「ん」
こう言うとこイケメンなんだよな〜
錦「あ、帰りジュースな」
…これがなければ
丸「ごめんごめん！ 重たいよな？ って錦戸くん1人で持ってるん？」
「あ、先生」
錦「こいつが重いから持ちたくない〜って言うんで」
「ちょ！そんなこと言ってない！！」
丸「ほんまに仲ええな〜(笑) ほら、先生に貸してみ？ 半分持つわ」
え、ってことは！？
「先生も教室まで？」
丸「せやで！ ３人でいきましょ♪」
やったぁー！！！
錦「なんやねん」ボソッ
「錦戸なんか言った？」
錦「なーんも」
いやなんか不機嫌〜。
丸「2人は去年もおんなじクラスやんな？」
「そうなんです〜、2年目ですよ(笑)」
丸「そーかー、去年懐かしいなぁ…。 Aちゃんも錦戸くんも頭ええから覚えてたわ(笑)」
「それは、丸ちゃん先生の教え方がめっちゃ分かりやすかったから…」
丸「ほんま！？ 嬉しいわ〜♪」
なんて、丸ちゃん先生に褒められたくて頑張ってただけなんだけどね
丸「今年も一緒に頑張ろうな？ わからんところはいつでも質問においでや！」
やったー！！！
錦「なぁ、新歓何やるん」
今までずっと黙ってた錦戸が急に喋った
「あ〜、なんか曲やればいいんじゃない？」
丸「錦戸くんと同じバンドやっけ？」
あ、私と錦戸は軽音部！丸ちゃん先生はその顧問なんだ〜！
それが理由で入ったのもあるけどね
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作者名：∞しょうぱち∞ | 作成日時：2018年12月14日 15時
