500年前に落ちた影

独壇場 ページ15

何より、影のできる昼間の戦闘は




影柱の独壇場である







とりあえず攫われた10人のことも聞かないといけないし、手と足切り落としとくか





ﾀｯ


羽織を靡かせ鬼に向かって走る


｢....!なんだお前｣


鬼に答える義理はない


『水の呼吸 参の型・流流舞い』



ｻﾞｸｻﾞｸｻﾞｸｯ


四肢を切り落とす


血が地面を汚す





｢ぐっ、お前.....鬼殺隊か！！
なんでこんな所に鬼殺隊が..！！！｣


『.....鬼となった者に話す義理はないが、




私は、鬼殺隊 影柱・影樹A
今は訳あってこの学園にいる』




｢は、柱！？｣


『お前に聞きたいことがある。
攫った10人はどこへやった』

｢お前なんかに((『余計なことは話すな。聞かれたことだけに答えろ』｣


心臓部分に刀を刺し告げる


｢攫ったヤツらは裏山にいる
攫ったのはあの方に命令されたからだ｣


『何故攫った？そしてお前は何故日の元に居られる？あの方と言うのは....』


｢それは.....ヴグァッ！ｸﾞｩｯ｣






鬼が倒れる
まるで、鬼舞辻無惨の呪い発動のように


でも、苦しみながらも鬼は答えてくれた


攫われた10人は偶然にも全員稀血であること
太陽の下を歩けるのは従えてる者の特殊な血気術であること


｢あの方は.｣


名を聞く前に目を閉じた
恐らく息絶えたのだろう

もし、起き上がって来たら困るので
一応首も切っておく



すると、鬼は灰になって跡形も無くなった




鬼のいた地面を眺めていると

ｶﾞﾝｯ

頭に何か当たった


石？






｢ひ、人殺し！！｣

振り向く藤色の双子の片割れが石を持っていた

よく見ると泣いてる生徒や顔色を悪くしている生徒もいる


『....人殺し？アレが人か？
人の腕を持って平然としている
苦無や手裏剣が刺さってもビクともしない
人間離れした異形の体
灰になって消えた体

極めつけは四肢を切られても尚会話ができる


それが人？？？







笑わせるな

私が切らなければこの学園の人間は全滅していた

頭のいい先生ならそのこと理解できると思いますがね？』







土｢今回はAさんの言う通りだ
きっと我々だけでは太刀打ち出来なかった｣



どうやら土井先生はAさんのこと認めてくれたみたいですよ！By作者






『理解が早くてなによりです




時にアレは、、、鬼と呼ばれるモノです


鬼は平安から存在していますが



そして私は500年後の時代で鬼を滅殺する鬼殺隊という組織に所属しています



階級は最高位の柱です』

裏山→←私なら、

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