500年前に落ちた影

私なら、 ページ14

疑問が確信に変わったところで学園長の部屋に再び向かう




部屋に入る時




｢救出作戦のため、生徒は皆広場に集めてます｣





救出作戦？そんなものでヤツらが倒せるとでも？





ｶﾞﾗｯ







『学園長、私なら、その問題解決できると言ったらどうしますか？』


学｢何じゃと？｣

き｢デタラメ言ってんじゃねえよ！天女のくせに！｣

久｢こんなの俺たち忍術学園だけで解決できるから余計な口出さないでくれない？｣



『もし、攫ったやつに刃物も銃も効かなかったら？』


土｢そんな人間存在する訳ないでしょう((はァ｣





コイツらには何を言っても無駄か、


鬼を見たことないんだったな



『はぁ、じゃあ学園長、私の刀を返してください。
元々怪我が治ったら返す約束でしたよね、
救出には私1人でも行けますので』


学『何を言っておるのじゃ....刀は返しても構わんが1人で向かうじゃと、相手は曲者かもしれんのだぞ』



学園長は奥から刀を、持ってくる



『大丈夫です。きっとそんな生ぬるいものではないと思うので』


乱｢でも！｣


乱太郎くんが何かを言いかけた時、







ｿﾞﾜｯ




鬼の、、気配






｢｢｢｢うわああああああああああ！！、！｣｣｣｣



土｢広場の方からだ！！！｣



学園長の手から愛刀をひったくり


部屋を飛び出した土井先生に続いて学園内を走る

さっきの生徒たちの叫び声、

鬼の気配

信じたくはないが....起こって欲しくないことが起きようとしてる





広場到着







生徒たちが騒いでいる
一二年を守るように上級生が苦無などで応戦している

何と？



鬼とだ、



目の前にいるのは間違いなく鬼である



しかも手には人のものであろう腕を持っている
忍装束では無いことから忍術学園のモノではないことだけ理解する






信じられない、
だって今は昼時で太陽だって出ている

土｢お前たち！！｣

｢｢せ、先生〜！！！((泣｣｣


土井先生が鬼に向かってくる手裏剣を投げた

それは間違いなく刺さったが、鬼は特に気にもしてない様子



そいつは怯える生徒たちをみて

｢う ま そ う だ｣



とニヤリと言葉を発した




この中に、稀血が....？



とにかく刀を握り直し、鬼に向かう

きっと鬼は生徒たちに夢中で私の存在には気づいてない

｢こっちくるなぁ！｣
｢なんだよあいつ、苦無も手裏剣も効かない！｣







今まで生徒たちには散々言われてきたけど、









弱い者を守るのは強い者の責務、でしょ？

独壇場→←間違いない

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