♯ ページ9
マジか...
だから、めちゃくちゃ声がちっさいのか。
お互いに異性への免疫がない...
ってことは、俺がリードしなきゃじゃん！
どうしよう。
京都のデートスポット、京都のデートスポット...
和スイーツ！
確か、抹茶とかの可愛いスイーツがあったわ！
嵐山に！
藍「じゃ、じゃあ、嵐山！行きません...? 先輩に教えて貰った、お団子が美味しいお店があるんです。甘いものとか苦手じゃなければ、それ食べて、ちょっと散歩して、それからここに帰って来ましょうよ。」
一か八か、今一瞬で考えたデートプランを話す。
藍「ダメっすかね？」
「あ、いえ、その、行きたい、です。」
良かった〜！
藍「そしたら、もう、行きます？」
「すません、御手洗行ってもよいでしょうか？」
藍「あ、いえ！全然！ここで待ってますね。」
Aさんはすっと音もなく立ち上がり、廊下へ出ていった。
はぁ〜
A、めっちゃ可愛い。
出来ることなら結婚したい。
でも、Aさんはこのお見合い、いやいやだったりするのか？
もし他に好きな人が居るならその人と幸せになって欲しい。
あんまり聞くのは良くないのかな？
また、すっと音もなくAさんは戻ってきた。
女の子ってもっとトイレ長いもんじゃないの？
俺が百面相をしていたからか、ちょっと困った顔でAさんはこっちを見ていた。
藍「もう、大丈夫ですか？行けます？」
「あ、はい。大丈夫です。」
立ち上がろうとしたが、足が痺れた歩けない......
やばい...
「ぷふっ」
わらっている...?
やっぱり笑ってはいけないと我慢しているが、我慢しきれずに声が漏れている。
我慢しようとし過ぎて顔面崩壊している。
うさぎの口みたいになっていた。
「あの、ふふっ、ゆっくりで大丈夫ですよ。ふふっ」
笑いながら大丈夫と言われても...
何とか立ち上がって歩き出す。
この人はよっぽど育ちが良いんだろうなぁ。
今廊下を歩いていても足音がほとんどしないし、何かと俺を立てようとしてくれている。
ほんとに三歩後ろを歩いているのだ。
歌舞伎か？歌舞伎なのか？
少し歩くと女将さんが立っていて、俺の靴とAさんの草履を出してくれた。
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ゆりか - ぁぁぁぁ待ってました！次回も楽しみにしてます！ (2022年10月18日 21時) (
レス) @page14 id: 2be42be8c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか - 早くみたい！続き楽しみに待ってます！ (2022年10月10日 15時) (レス) @page13 id: 2be42be8c8 (このIDを非表示/違反報告)
阿鶴(プロフ) - RIOさん» ホントですか!?ウブ同士のわちゃわちゃを書けたらいいなーと思っているので嬉しいです！ (2021年12月24日 15時) (レス) id: 5d089f1393 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 待ってました！！！！！()もう、ホンマに面白いです！ちょっと、うぶな感じの夢主ちゃんと�盒兇�んがかわい過ぎて昇天しちゃいそうです笑 (2021年12月23日 22時) (レス) @page13 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
阿鶴(プロフ) - RIOさん» はい！少しずつではありますが、書き進めておりますので、気長にお待ちください！ (2021年12月14日 18時) (レス) id: 5d089f1393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：阿鶴 | 作成日時：2021年9月24日 16時
