あめ ymmt. ページ37
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窓の外では雨が降っている
今日は僕の彼女のAが甘えたい日らしい
僕が仕事から帰ってきてから抱きつかれて離れない
「ね、A？ご飯食べようよ」
『んー、』
生返事をしておでこをぐりぐり僕の肩に押し付ける
ふたりで並んでご飯を食べて、お風呂にも入る
にしてもこんなに甘えてくるのも珍しいな…
『…ねぇ、よしくん、』
不安そうに僕のことを呼ぶA
「なぁに、A」
僕が目を見つめながら名前を呼ぶとAは少し目を逸らす
本当に、何かあったのかな…
『あの、さ、』
『好きだよ』
「〜〜っ、僕も大好きだよ」
Aから好きなんて言ってくることはすごいレア
だから僕も慣れてなくて顔が真っ赤になってると思う
だって顔熱いもん。ほんっっと僕の彼女可愛い…
「ね、今日なにかあったの？」
『んーん、何もないよ』
何もないと言う割に離れない
頭を撫でながら そっかぁ と呟く
『でも、』
『すこし、寂しかったから…かなぁ、』
「…ふふ、そっかぁ。寂しい思いさせちゃってごめんね？今日はずっと一緒にいようね」
確かにここ最近はバタバタしてて一緒にいれなかった
素直に気持ちを伝えてくれるAが可愛い
「ね、A。こっち向いて？」
ずーっと僕の首に顔を埋めてるA
可愛いけど顔が見たいから声をかける
顔を上げたAを抱きしめて、柔らかい唇にキスを落とす
『へ、』
びっくりしたのか目を丸くするA
もうその顔ですら愛おしくて仕方ない
もう一度唇にキスをして目を見つめる
Aの頬は真っ赤に染まってる
「ね、もう我慢できなくなっちゃった」
そのままAを抱っこして寝室へ向かう
飴のような甘くて長い夜はまだ始まったばかり
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和音(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます！結構前の曲なので、もしかしたらどこかで聴いたことあるかもしれないです…！知らないのに知ってる気がすることって私もあります。笑 (2020年5月2日 1時) (
レス) id: bf5ce3c5c8 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - なんか知ってる曲だな〜と思って曲題を見たら知らない曲でした（） (2020年5月2日 0時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：和音 | 作成日時：2020年4月19日 3時
